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競馬コラム

美浦追い切りレポート

2017年12月14日(木)更新

ダノンプレミアムで絶対とは言わせない

阪神に舞台を移して4年目となる朝日杯FS、少々トリッキーな中山より現時点での能力を問うには格好の外回り。ここ3年は末脚に賭けるタイプが上位を独占とはっきりした傾向にある。

確かに、キャリア2戦目のサウジアラビアRCでのレコード勝ちが圧巻だったダノンプレミアムには一目も二目も置かなければならぬ。唯、戦法が戦法だけに後続の目標になりかねない。それでも凌ぎ切るポテンシャルはあると思うのだが…

前走、それに及ばなかったステルヴィオだが、今回の3頭併せは4Fからのしまい重点。が、持ったままでのラストが12秒1と鋭さに磨きがかかった模様。しかも、迫力満点に見えた10月の府中は、帰厩して2週で仕上げなければならなかった故に直前でも6F追いを強いらざるを得なかった。つまり、帳尻合わせに躍起になっていた側面もあるということ。長距離輸送を控えていることもあろうが、ゆとりのある過程を踏めたことで上積みは大きい。ダノンPを脅かすとして良いのでないか。

2頭出しで臨む藤沢厩舎はいずれも坂路での追い切り。身体能力に頼り過ぎる走りのファストアプローチより、当然ながらタワーオブロンドンを上位に。この中間は1週前にウッドで調整。2歳とは思えぬ幅と豪快な身のこなしには目を奪われたし、直前は4F53秒2にしても前走は遥かに上回る時計をマークしているのだから、ここ目標に青写真通りのレベルUPと言えよう。初距離になるマイルが足枷になるような体型ではなく、阪神も経験済み。GⅠをゲットするに相応しいスケールの大きさに期待が膨らむ。

同じマイルでも中山での重賞は格上げされて3回目になるターコイズS。昨年こそマジックタイムの差し切りと力が反映した結果となったが、冬場で調整が難しい上でのハンデ戦となるとひと筋縄では収まらぬ。斤量面で有利な3歳ということならリエノテソーロをまず俎上に載せなければならぬ。2週にわたって5F追いを消化と復活に向けて余念がないのは確か。唯、スッキリし過ぎている印象で活気が戻ってこないのだ。少なくとも、今春からのデキには及ばぬ現状、NHKマイル2着の実績を買われての55キロは如何にも辛い。

それならば、格上挑戦になるフロンテアクイーン。珍しく最終追いに選んだのがウッドで5Fから先行態勢。平凡な時計だったが同格に対して脚色で明らかに優った点で状態面は文句なし。相手なりに走るタイプで大崩れがない上での53キロは大きなフォロー。反面、勝ち味に遅いのは否めない点で、自信の◎とまではいかぬ。

堂々のOP入りを果たして2戦目になるオートクレールではどうか?前走は牡馬との混合戦に加え、少々緩い馬体の造り。道悪で圧勝した10月の反動ゆえ、追い切りが軽かったのが響いたわけだ。立て直した今回はシャープな捌きで馬場の外目ながら4F53秒8。中山マイルでの持ち時計が示す通りの適性ぶりを買う。

日曜メインのディセンバーS、グレーターロンドンにとって取りこぼせない鞍。何せ、安田記念での僅差があるし、前走の天皇賞でも見せ場を造ったほど。ガラス細工のような繊細さがある分、押せ押せでは使えぬが、この馬の仕上げに関してはノウハウを持ち合わせているのが大竹厩舎。また、秋初戦より肩の出がスムーズで、3頭併せの最内から糸を引くような伸びでの先着には‘さすが’のひと言しかない。

相手本線に敢えて取り上げたいのがゲッカコウ。いつも通り単走のみの仕上げだったが、躍動感溢れる5F68秒5。ここ2走以上の追い切りタイムを素直に受け止めるべきだし、立ち回りの妙を存分に発揮できる条件が何とも心強い。

中山の他では土曜12Rのイタリアンホワイト。先週は2歳に遅れと感心できなかったが、直前では余裕綽々での4F55秒9で弾力性のある身のこなし。トモが丸味帯びて一本芯が通ったのがこの秋からで、使った後にガタッときていた春とは正に別馬。淀みない流れの中、自然体での追走でも4角で勝負を決めた前走・福島とは逆に、9月の中山では勝ち切れなかった。しかし、当時は直線で進路を失って脚を使えなかった。坂がネックになったわけではないし、そんな体型でもない。昇級即突破の素質馬。

相沢厩舎でもう1頭是非取り上げたいのが、阪神・妙見山特別に臨むエメラルエナジー。先週、中山の1000万下は節が足りずに無念の除外。けれども、そこまでの2週で好時計連発だったのに加え、前2頭を大きく先行させた併せ馬では直線だけでアッサリ抜き去る快走さえ。勿論、直前は輸送を控えているから4F56秒0での単走と控え目。それでも、全身からオーラが伝わってくる。一叩きの効果は絶大だし、一本調子からの脱却を図ってその効果が見えつつある段階。クラシコを始め、相手は揃っても狙う価値はある

最後に2歳戦。今週デビューする中での注目の的は斎藤誠厩舎のオーケストラ。ヌーヴォレコルトの下という血筋は勿論のこと、ここまで過程に目を奪われるのだ。格上を相手に追走してそれを負かすのが3週も続いて全て6F追い。基礎体力といった点で現時点では頭抜けている。少々余裕残しの造りでも難なくカバー。

これに対抗するのがムーランジュビリー。3度目のハロー明けになるラッシュの最中、古馬に半マイルで1秒2のアドバンテージを与えながら内からアッサリ捕えての2馬身先着。中川厩舎らしく小気味良い調教を繰り返しながらレベルUPを図ってそれが実った最終追いと言える。

しかし、敢えて狙いたいのがウインリベロ。こちらは人気の盲点で相応の見返りがありそう。4Fからのしまい重点のみだが、バランスの取れた好馬体ということに加え、相手のレベルが上がっても即対応をいうセンスの持ち主。一気のペースUPに対応できるほどの稽古は積んでいないが、ポンと出てのマイペースなら易々とは捕まらぬだけの潜在能力をそなえている。

プロフィール
柴田卓哉

学生時代は船橋競馬場で誘導馬に騎乗。競馬専門紙『1馬』在籍時には、 「馬に乗れる&話せるトラックマン」として名を馳せる。 30年以上にも渡りトレセンに通い詰め、 現在も美浦スタンドでストップ・ウオッチを押し続ける。 馬の好不調を見抜く眼に、清水成駿も厚い信頼を寄せる調教の鬼。 また東西問わずトラックマン仲間たちとの交友関係も広く、トレセン内外の裏情報にも強い事情通。