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競馬コラム

美浦追い切りレポート

2019年10月24日(木)更新

【天皇賞・秋】アーモンドアイの牙城は崩れぬ

3歳サートゥルナーリアの参戦で賑わいが増した天皇賞。確かに、前哨戦で世代ナンバー1を再認識させたし、上がり32.3秒でまだ余裕と底知れなさとともに、高速ターフでの切れに秀でる面を示したのであれば、恰好の舞台を迎えるということ。斤量利もあるから、主役の座を奪いかねないといった下馬評ではある。が、迎え撃つアーモンドアイの牙城を破るのは並大抵ではなかろう。


その女王は、安田記念でデビュー2戦目からの連勝がストップ。しかし、特殊な馬場だけにポジション取りで明暗が分かれる中、スタート直後の不利が如何にも痛かった。それ以来となるが、外厩で納得の行く水準に達しての美浦入りといった点が十分に伝わってくる馬体の造り。
しかも、週を追って負荷を強くしていく理想的な過程を踏んできた。ここ2週の3頭併せこそ内目のコース取りだったが、いずれも最後尾から内を掬う形。絶対能力の違いでの先着は当然にしても、ハミをシッカリ取ったラストでは重心が沈む見事なフォーム。直前などは少々気合いをつけた程度でも5F66秒を切ったのだ。底力の問われるシーン、中距離での速い時計の決着でポテンシャルを際立たせてきたキャリアを尊重すべき。


他の関東馬で俎上の載せなければならないのは、まずウインブライト
今季の充実ぶりが香港でのGⅠ勝ちに表れているからだ。それもその筈で、筋骨隆々といったイメージチェンジがあっても、持ち前の滑らかな身のこなしは相変わらず。唯、稽古でも動いていたオールカマーで大敗。今回、ラスト2週では6F追いも含め、いずれも好時計といった点があっても前回時との比較で大きな上積みはないと断じざるを得ないのだ。府中の勝ち鞍が2歳時の未勝利戦のみといったコース実績も足を引っ張る材料に。


坂路でサラリと流す程度だったのがアエロリットの臨戦パターン。
しかし、最終追いに選んだのはDWで、跨った調教師とのコンタクトを取りつつペースを上げると実に伸びやかなフォームで駆け抜けての5F66秒ジャスト。調子の良さには太鼓判を捺せる。勿論、【0-0-0-1】の距離実績がネックになろうが、その7着は秋華賞。つまり、プレッシャーをかかる状況になってのコーナー4回をこなすには心身ともの成長待ちといった段階だったわけ。広いコースでペースを握れば易々とは捕まらぬ筈だし、2年にわたって毎日王冠では1分44秒台。そこからの1F延長程度であれば、保って不思議ないし、意欲満点のウッド追いで残り目もあると考えたくなった。


他の特別戦でまず取り上げるのは日曜・紅葉S。3歳アントリュースのOP入りが目の前に迫った。
年明けからの関西2戦で底を打ったように映るが、経験値で劣る分、遠征とコース適性がネックに。対して、府中であれば鋭さに磨きがかかるのがこれまで。従って、前残りに展開で出遅れた昇級初戦の夏・新潟など度外視して良い。とはいえ、惜しい3着。また、当時はウッドが改修中で最終追いが芝コースでのしまい重点。それでも切れ味満点だったが、基礎体力UPを図るには今回のような過程が不可欠であった。即ち、1秒以上の追走態勢から余裕綽々での2馬身先着がハイラップを刻んでの最終追いがあれば、実りの秋を迎えたと見做せるわけ。


日曜・最終Rではグッバイガールが順当にステップUPを果たす。
現級入りして連続2着。いずれも3着以下には水を開けているから巡り合わせの問題。特に、行きたい馬に先を譲っての味な競馬だった前開催では被せられても平常心を保てたのだ。つまり、2月にタイムオーバーだった府中に替るとはいえ、当時とは馬が違うわけ。
ローカルでの速い持ち時計が示すように、スピードが身上なのだから、1Fの短縮が功を奏すのは間違いないし、杉浦厩舎らしく内目のコース取りでハイラップを刻むメニューの中、いずれもラストまで余力十分。特に、ダイナミックな身のこなしだった直前などは、まだまだ詰まりそうな1F12.5秒で更に迫力が増した。強力な関西馬の参戦で、これに被ることがないだけに配当面の妙味も。


平場戦では日曜7Rのパイロテクニクス
前回から着用したブリンカーの効果が絶大というのも理由のひとつ。鞍上の手の内に収まった道中から前を競り落とす強い競馬での2着がその証しでもある。唯、力の籠った印象とは裏腹に捌きは実に軽やかだから、ダートでの一連で最低でも5着というのは、ひと重に能力ゆえ。
精神面の充実が表れているのがシッカリと調整できた中間と追い切りでの3頭併せ。特に、先行態勢だったとはいえ、5Fから快調に飛ばして最内の格上を全く寄せつけずの3馬身先着が元値。無理のない追走が叶うようになったのなら、急かされる1200mより今回の距離で身体能力の高さを見せつけることになろう。


最終週を迎える新潟のメインは日曜のリステッドR。直線競馬に転じて3連勝のライオンボスを巡る争いと考えるのが妥当。けれども、ラスト2本が軽目。北海道遠征に無理があったとも見做せる上に、別定58キロなら疑ってかかる。
となるとカッパツハッチか、とも思える。春から夏にかけてライオンBとの差は0.1秒差に過ぎぬし、アイビスSDとの比較で斤量差が4キロに開くのなら好機。ここ目標の入念な乗り込みで、直前のポリは単走ながら楽々と4F51.5秒。スピード感◎と寸分の狂いなし。
しかし、4月・颱風Sでジョーカナチャンに同斤で完封されている事実は重い。手順を踏んで辿り着くのがそこだが、そのように堂々巡りになり易い直線競馬なら、デキの良さといった別角度からのアプローチがあって良い。叩き2走目のミキノドラマーではどうか? 
ここに向けての踏み台だったのが2週前の京都で、体の良い調教代わりを経て馬体のハリが違ってきた。元々、速い時計で動く馬ではあっても、今回の行き出し4Fからは14秒台と抑えが利いていたし、上がり手前からは目にも止まらぬ、といった形容が当て嵌まるギアUPぶり。アイビスSDはラスト2Fで挟まれる致命的な不利あっての13着で悲観材料にはならぬし、少々時計を要する重い芝というのも恰好。昨年の当レース、50キロで制した時からの地力強化が認められるのなら別定でも狙う価値あり。

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柴田卓哉

SHIBATA TAKUYA

学生時代は船橋競馬場で誘導馬に騎乗。競馬専門紙『1馬』在籍時には、 「馬に乗れる&話せるトラックマン」として名を馳せる。 30年以上にも渡りトレセンに通い詰め、 現在も美浦スタンドでストップ・ウオッチを押し続ける。 馬の好不調を見抜く眼に、清水成駿も厚い信頼を寄せる調教の鬼。 また東西問わずトラックマン仲間たちとの交友関係も広く、トレセン内外の裏情報にも強い事情通。

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