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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2018年09月08日(土)更新

夏の間の馬場メンテナンス状況に注目

台風21号の近畿直撃、北海道の地震と、このところ大きな災害が相次いでいます。そんな状況で天気の素人が天気のことをあれこれ書くのは心苦しさもあります。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

発達した秋雨前線が列島を縦断している。ただし今週末に限れば両競馬場は前線をまたいで、中山は前線から離れた南、阪神は前線の北寄りの直下にいる。そのため中山はおおむね晴れて南風が強く、一方の阪神は雨がちの天気になりそう。


【中山芝】


■軟らかさ優先の仕上げの絶好芝、先行差し互角、内有利


《Bコース1週目》

例年のことだが、中山は4大場の中で春競馬が終わるのが一番早い。4月半ばに皐月賞を終えてから4か月半のインターバルがある。1万4500㎡という芝の張り替え面積は広いようだが、前々年が1万7000㎡、前年が1万5000㎡なので、今年はやや少ない。それだけ芝の傷みが少なかったということだろう。しっかり定着した野芝にシャタリング、エアレーションを入れて軟らかく絶好の状態に仕上がっているハズ。

今期開幕週をBコースから始めるのは、出走ラッシュになる有馬記念の開催でAコースを使用するための工夫で、中山の場合は既定のローテーション。


今週は大型の台風21号が列島を縦断したが、船橋近辺は風は強かったものの、雨はさほど降らなかった。日曜に4ミリ、月曜に1ミリ、火曜に5.5ミリ、水曜に6ミリがそれぞれ断続的に降っただけ。

現在の気温でこの雨量なら、連日散水したのとあまり変わらないハズ。南風が強い状況で南側に雲がなく、週末も晴れが見込めることから、芝はある程度乾いた状態と見てよさそう。また台風21号の前後からずっと吹いている南風(ゴール前直線で追い風に相当)が、引き続き週末も吹きそう。

野芝100%の開幕週につき、芝は速い、と言いたいところだが、最近の9月の中山はシャタリングとエアレーションをがっちりかけるので、むちゃくちゃ速い時計は出ないことが多い。その割に先行争いは激しくなるので、差し馬の台頭も多い。土・日とも1秒前後速い時計を想定する。先行差し互角、内有利。



【中山ダート】


■乾いた砂でもある程度速い時計が出がち、逃げ・先行有利、内外互角


JRA-HPには「第3回中山競馬終了後、コース全面の路盤を更新し、併せてクッション砂洗浄を実施」と書いてある。これは数年に一度のメンテナンスで、表面のクッション砂を全部取り除いたうえで、路盤表面の硬くなった部分(セット層という)を削り、洗ってきれいにしたクッション砂をあらためてその上に敷き直したことを示している。

この作業をやったことで、路盤がカチカチでなくなり、かつ、高齢者向けバリアフリー住宅の床のごとく平坦になった。したがってレースでの安全性が高まるということは間違いなくいえるが、それによってレース傾向に変化があるかどうかはイマイチわからない。多少時計が速くなるということはあるのかな?

それとは別に、中山の場合は凍結防止剤を使う真冬の開催があるため、平均時計がかなり遅め。それに比べると9月の中山のダートがある程度速い時計が出る開催になっていることはたしか。


今週の中間は断続的に雨が降ったが、風が強く、乾いた状態になっている様子だ。時計の速い開催の標準的タイムという意味で、土・日とも0.5秒前後速い時計を想定する。ゴール前追い風を考慮して、逃げ・先行有利、内外互角。



【阪神芝】


■芝の状態よく、不良にしてはそれほど遅くならない、内有利、先行差し互角


《Aコース1週目》

中山と阪神は並走して開催しているような印象がある(?)が、大きな違いは2つで、まず中山は夏のメンテナンス期間が4カ月と長いのに対して、阪神のそれは2カ月しかない。また中山は真冬の開催が2カ月続くのに対して、阪神にはホントの真冬の開催はない。

夏のメンテナンス期間が短いにもかかわらず、2017年から阪神は夏の張り替え面積を大幅に増やした。2016年は14000㎡だったが、2017年は一気に26000㎡を張り替えた。昨年の芝の傷みづらさから見て増やしたのは正解だったようだ。今年は21000㎡にやや減らしたが、それでもかなりの張り替え面積を維持している。

去年に引き続き今年もシャタリングの作業を省いているが、2016年までは張り替え面積が少なかったこともあり、シャタリングもしていた。だが2016年は5回開催の時計がやたらかかったので、たぶんその経験から夏時期のシャタリングは入れない方針を固めたのではないか。

野芝100%で芝の状態がよく、かつシャタリング作業を省いているといっても、芝は適度に軟らかく、年間を通じて阪神の芝の時計は非常に安定している。(それには、芝が傷みやすく時計もかかる真冬の開催がないことも大いに影響している)。


だが今週は台風21号の通過に伴い、木曜に59ミリ降り、週の後半は秋雨前線の影響下で木曜に6ミリ、金曜の午前中に5ミリ、さらに金曜から土曜の朝6時までに60ミリ超ほど降り、開始までにもう少し降り増ししそう。この先前線との位置関係が微妙だが、土曜は降ったり止んだりの曇りで、不良を想定し、0.5秒前後遅い時計を想定する。

日曜は晴れる可能性と一日中雨の可能性が両方あると思いつつ、とりあえず雨の不良を想定し、1秒前後遅い時計を想定する。内有利、先行差し互角。




【阪神ダート】


■底付きする目いっぱい速いダート、内外互角、やや先行有利


今週は木曜に59ミリ、木曜に6ミリ、金曜の午前中に5ミリ、金曜から土曜の朝方にかけて瞬間豪雨的にさらに60ミリ程度降った。この雨量なら土曜は一日中不良で確定だろう。土曜の開催中はいったん雨は上がりそうだが、土曜の夜から再び降り出し、日曜はずっと弱い雨が降り続くと想定する。

中山と違って阪神には凍結防止剤を使う真冬の開催がなく、平均時計自体が中山に比べて速い。そのため底付きする重・不良でも(平均時計と比べて)あまり極端に速い表示にならないことが多い。

土・日とも水が浮いた目いっぱい速い不良の状態を想定し、1.5秒前後速い時計を想定する。風はさほど強くなさそうだが、長い3~4コーナーで向かい風になるので、逃げ馬にはきついかもしれない。内外互角、やや先行有利。


プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。


城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

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