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競馬コラム

今週の政治騎手

2019年09月26日(木)更新

【藤田菜七子騎手】兄弟子へのアシスト!?

今回注目したいのは藤田菜七子騎手です。


9月14日に、自身が持つJRA女性騎手の年間最多勝記録を更新しましたが、先週も勝利し年間30勝にあと1勝のところまで来ました。ここからどこまで記録を伸ばせるか注目でしょう。


そして、先週はオールカマーにも騎乗。結果はシンガリ負けでしたが、注目すべき点は多かった。


騎乗したトニーファイブは地方出戻り馬。中央で掲示板に載ったことが一度もなく、前走2勝クラスで13着に負けている馬の格上挑戦でした。
どういう意図で出走してきたのか想像すると、重賞は10着まで賞金が出るので、10頭立てならビリでも賞金がもらえる。オールカマーの場合、出走奨励金と距離別出走奨励賞を合わせて約140万円になります。これに加えて出走手当もある。何もしなくても2勝クラスの特別で5着相当の賞金がもらえるというのが格上挑戦の理由ではないでしょうか。


そして、どうしてこうも手厚い着賞金があるのかというと、それは頭数が多い方が売り上げが上がるからです。実際、トニーハピネスの単複ともに100万以上の売り上げがあり、他の券種も含めるとかなりの売り上げにつながるはずです。ただ、れっきとしたオープン馬のエンジニアよりも人気が上というのは、菜七子騎手人気の高さも大きいと思われますが……。


そういう意図での出走なので、勝ち負けは期待されてはいなかったと思われますが、レースの結果を大きく左右する仕事をしたのではないでしょうか。


というのはハナを切った兄弟子の丸山騎手が騎乗するスティッフェリオの番手につける競馬をしたからです。そのポジションにいてくれるだけで、丸山騎手からみれば後続のライバルに1馬身以上のリードを作れるからです。


丸山騎手の勝利の陰に菜七子騎手のいいアシストがあったのではないでしょうか。

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樋野竜司

HINO RYUJI

1973年生まれ。「競馬最強の法則」02年11月号巻頭特集「TVパドック馬券術」でデビュー。
斬新な馬券術を次々に発表している人気競馬ライター。いち早く騎手の「政治力」に着目し、馬券術にまで洗練させた話題作「政治騎手(㏍ベストセラーズ刊)」で競馬サークルに衝撃を与えている。

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