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競馬コラム

樋野竜司:今週の政治騎手

2020年03月13日(金)更新

【武豊騎手】樋野竜司の騎手予想

昨年亡くなったディープインパクトの功績を称え、弥生賞は弥生賞ディープインパクト記念とレース名が変更になりました。


レース名変更後、最初のレースとなった先週の日曜の中山メインは唯一のディープインパクト産駒のサトノフラッグが勝ち、鞍上はディープインパクトの主戦だった武豊騎手という、シナリオでもあるかのようなキレイな結末となりました。


サトノフラッグを管理する国枝厩舎は新馬戦から馬を仕上げ切らないのか、アーモンドアイにしてもアパパネにしても新馬戦で取りこぼすことがよくあり、2戦目以降に本領を発揮する馬が多い。サトノフラッグも新馬戦は6着と敗れましたが、その後は3連勝で国枝厩舎の出世パターンに乗っているのかもしれません。


ただ、鞍上の武豊騎手は弥生賞は通算8勝目と相性抜群ですが、同じコースで行われる皐月賞は3勝と弥生賞との相性の良さを考えるとイマイチの印象。
古くはランニングゲイルにスペシャルウィークと2年連続で弥生賞を制しながら、どちらも皐月賞では勝てず。
当時は仮柵を外して皐月賞ではラチ沿いに馬場状態の良いグリーンベルトが出現していた。それがフェアではないという武豊騎手の苦言によってグリーンベルトが消滅したという歴史もあります。

サトノフラッグの次走は皐月賞となりそうですが、鞍上が誰になるかも含めて、良い傾向も悪い傾向もあり、どうなるかいまから楽しみです。

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樋野竜司

HINO RYUJI

1973年生まれ。「競馬最強の法則」02年11月号巻頭特集「TVパドック馬券術」でデビュー。
斬新な馬券術を次々に発表している人気競馬ライター。いち早く騎手の「政治力」に着目し、馬券術にまで洗練させた話題作「政治騎手(㏍ベストセラーズ刊)」で競馬サークルに衝撃を与えている。

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