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競馬コラム

樋野竜司:今週の政治騎手

2020年11月20日(金)更新

【杉原誠人騎手】主戦の役割



ミルファームの主戦といえば、今は杉原騎手でしょう。

今年のミルファームの馬での騎乗数を見ると杉原騎手がダントツの1位。白星でも2位の田辺騎手の倍以上の差をつけています。

○ミルファームリーディング

騎乗数
1位:杉原111鞍
2位:岩部59鞍
3位:嶋田52鞍
4位:江田37鞍

勝利数
1位:杉原8勝
2位:田辺3勝
3位:嶋田、木幡巧2勝
5位:岩部、江田、横山武1勝

11月14日の福島遠征では3鞍のうち2頭がミルファームの馬でした。
この2頭はどちらも前走岩部騎手とのコンビで新馬戦に出走し、直線詰まる不味い騎乗。主戦に乗り換えてきたのは明白でした。
3R(芝2000m)のボラへ(9番人気)は8着という結果でしたが、4R(芝1200m)のネクストストーリー(5番人気)は快勝。主戦の役割は果たしました。

翌日の福島2歳ステークスは、ミルファーム3頭出し。3頭とも前走は杉原騎手の手綱だったのですが、杉原騎手が3頭のなかから選んだビーマイオーシャンが3着で最先着でした。
3頭の人気はビーマイオーシャンが7番人気、オリアメンディが13番人気、ホーキーポーキーが16番人気でついつい人気薄のほうを買いたくなってしまいますが、人気になっても杉原騎手を選ぶのが正解なのでしょう。

ミルファームはミナレットのヴィクトリアマイル3着など重賞でも記憶に残る活躍をしてはいても、重賞勝ちはまだなし。杉原騎手も今年のアイビスサマーダッシュでミルファームのビリーバーを3着に持ってきましたが、重賞は未勝利。次の課題はミルファームの馬での重賞制覇ではないでしょうか。

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樋野竜司

HINO RYUJI

1973年生まれ。「競馬最強の法則」02年11月号巻頭特集「TVパドック馬券術」でデビュー。
斬新な馬券術を次々に発表している人気競馬ライター。いち早く騎手の「政治力」に着目し、馬券術にまで洗練させた話題作「政治騎手(㏍ベストセラーズ刊)」で競馬サークルに衝撃を与えている。

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