先週のレパードステークスは、柴田善騎手が騎乗した1番人気のメイショウムラクモが勝ちました。55歳0ヵ月10日での重賞勝利は岡部騎手の記録を塗り替える最年長記録となりました。
翌日の盛岡10Rクラスターカップも1番人気のリュウノユキナで制し、最年長重賞勝利記録を1日更新。というわけで、今回注目したいのは柴田善騎手です。
先週、筆者が馬券的に柴田善騎手に注目したのは土曜新潟メイン新潟日報賞のフォースオブウィル。
近走は折り合いに苦労していたので距離短縮がプラスに働きそうだったのと、11番人気と人気が急落していたのが狙った理由でした。
しかし、結果は勝ち馬からアタマ差+クビ差+クビ差という惜しい4着。直線いい脚で伸びて来たものの、前の馬を捕らえきれず、後ろから来た馬には差されるという具合でもう少しどうにかならなかったのかという気持ちになりました。
柴田善騎手といえば、こういう惜しい4着が非常に多い印象なのですが、
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樋野竜司
HINO RYUJI
1973年生まれ。「競馬最強の法則」02年11月号巻頭特集「TVパドック馬券術」でデビュー。
斬新な馬券術を次々に発表している人気競馬ライター。いち早く騎手の「政治力」に着目し、馬券術にまで洗練させた話題作「政治騎手(㏍ベストセラーズ刊)」で競馬サークルに衝撃を与えている。