先週はユニコーンステークスが行われ、菅原明騎手が騎乗したペイシャエスが勝ちました。これが中央で行われる世代最初のダート重賞です。
ダート路線で稼いだ賞金でダービーなどのクラシック戦線に出て来られるのには関係者の抵抗が強いので、JRAとしては、ダービーが終わるまで賞金の高いダートのレースは組みたくない。なので、そういう番組編成にしているのでしょう。ダートで賞金を稼ぎたい馬は、地方でも海外にでも遠征して欲しいということなのかもしれません。実際、2着のセキフウと9着のコンバスチョンは前走ドバイで走っていた。
そして、先日、競馬界に激震を与えるニュースが報じられました。
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樋野竜司
HINO RYUJI
1973年生まれ。「競馬最強の法則」02年11月号巻頭特集「TVパドック馬券術」でデビュー。
斬新な馬券術を次々に発表している人気競馬ライター。いち早く騎手の「政治力」に着目し、馬券術にまで洗練させた話題作「政治騎手(㏍ベストセラーズ刊)」で競馬サークルに衝撃を与えている。