先週の日曜阪神8Rで気になった点について調べてみました。
というのは、前走1勝クラスを勝ってリーディング上位の騎手に乗り替わった馬が2頭いたのですが、いずれも惨敗。しかも、リーディング上位のジョッキーが跨っていたにも関わらず人気にもなっていなかったからです。
その2頭は、川田騎手が騎乗した5番人気のイプノーズ(15着)と松山騎手が騎乗した8番人気のオースミメッシーナ(14着)。
どちらも前走は今村騎手が騎乗しており、今回は斤量が5キロ増になるので人気にならなかったのでしょう。
こういう女性騎手からの乗り替わりは、いくら腕のある騎手に乗り替わっても、斤量が増えるのでパフォーマンスをアップさせることが少ないように感じます。その仮説が正しいのか調べてみたかったのです。人気にならないということは、多くの馬券ファンのかたも筆者と同じような肌感覚を持っているのではないでしょうか。
とうわけで、いきなり結論です。
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樋野竜司
HINO RYUJI
1973年生まれ。「競馬最強の法則」02年11月号巻頭特集「TVパドック馬券術」でデビュー。
斬新な馬券術を次々に発表している人気競馬ライター。いち早く騎手の「政治力」に着目し、馬券術にまで洗練させた話題作「政治騎手(㏍ベストセラーズ刊)」で競馬サークルに衝撃を与えている。