函館開催が閉幕、開催リーディングジョッキーには18勝を挙げた佐々木騎手が輝きました。
今年2年目の19歳で、10代のジョッキーが開催リーディングを獲得するのは初めてのこと。最年少記録だそうです。
ただ、最終週は18鞍に騎乗しながら未勝利に終わってしまいました。
土曜の3レースで放馬した馬に接触され、自分も放馬するというアクシデントに見舞われました。騎乗を取りやめるほどの影響はなかったようですが、どこか痛めていたのかもしれません。それとも、初の開催リーディングというプレッシャーがあった可能性も考えられます。
先の函館開催で名前を大々的にアピールすることに成功したので、大事なのはこれからです。今週から開幕する札幌でどういう活躍を見せてくれるのか楽しみでしょうがありません。それだけに、そういう期待が大きいだけに先週の躓きが気になります。
馬券的には最近は人気になりやすくなってなかなかベタ買いではプラスになりません。簡単に狙いのポイントをまとめると、積極性がウリで逃げ先行といった前に行く競馬での好走が多い点が特徴です。
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樋野竜司
HINO RYUJI
1973年生まれ。「競馬最強の法則」02年11月号巻頭特集「TVパドック馬券術」でデビュー。
斬新な馬券術を次々に発表している人気競馬ライター。いち早く騎手の「政治力」に着目し、馬券術にまで洗練させた話題作「政治騎手(㏍ベストセラーズ刊)」で競馬サークルに衝撃を与えている。