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競馬コラム

樋野竜司:今週の政治騎手

2023年09月01日(金)更新

【北村宏司騎手】復活の狼煙は上がった!



先週の新潟2歳ステークスを制したのは、北村宏騎手が騎乗した1番人気のアスコリピチェーノでした。

北村宏騎手にとっては、プリモシーンで制した18年の関屋記念以来5年ぶりの重賞制覇となりました。

最近は、落馬負傷や持病のヒザの治療などで騎乗を休むことも多かったですが、13年、14年と2年連続で100勝を達成したこともある騎手。やっと順調に騎乗できるようになり、ここに来て本来の調子が戻ってきたのかもしれません。

実際に8月の成績を見てみると、以下の通り。

■8月成績
6勝、勝率14.6%、複勝率34.1%、単勝回収率174%、複勝回収率98%

新潟2歳ステークスを制したアスコリピチェーノは、前走手綱を握ったルメール騎手が札幌でWAJS参加のため乗れなかったという事情もあり、一戦限りの代打の可能性もありますが、北村宏騎手の勝ち星の稼ぎどころは、(アスコリピチェーノを所有する)サンデーRといったノーザンF系の一口クラブからの依頼。調子が上がると同時に依頼が戻ってきている感があります。

今年、北村宏騎手がサンデーR、キャロットF、シルクRに騎乗したときの成績はこのようになります。

8勝、勝率15.7%、複勝率39.2%、単勝回収率198%、複勝回収率104%

人気薄でも活躍も多く、これから依頼も増えそうなので、馬券的に注目の存在と思います。

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樋野竜司

HINO RYUJI

1973年生まれ。「競馬最強の法則」02年11月号巻頭特集「TVパドック馬券術」でデビュー。
斬新な馬券術を次々に発表している人気競馬ライター。いち早く騎手の「政治力」に着目し、馬券術にまで洗練させた話題作「政治騎手(㏍ベストセラーズ刊)」で競馬サークルに衝撃を与えている。

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