結果にコミットする騎手110人攻略法!
樋野竜司『政治騎手名鑑2016』
いよいよ12/22(火)発売!
『政治騎手』シリーズも今回がなんと10作目!外国人騎手の参入もあり、ますます「騎手格差社会」は拡大していくばかり。現代の騎手事情を知らずに馬券は獲れません。
先週の中山1レースを、土日ともに制した西村太一騎手(土:ギンゴー4番人気、日:ブロワ7番人気)。
1973年生まれ。「競馬最強の法則」02年11月号巻頭特集「TVパドック馬券術」でデビュー。 HINO RYUJI 1973年生まれ。「競馬最強の法則」02年11月号巻頭特集「TVパドック馬券術」でデビュー。
先週の2勝を加えて、ようやく今年7勝目という騎手ですが、単勝回収率200%、複勝回収率141%もあり穴党は注目すべきジョッキーです。
6月3鞍
7月6鞍
8月7鞍
9月2鞍
今年の夏ごろは、平均すると1日1鞍もないという、騎手として危機的な状況に追い込まれていました。しかし、10月からミルファームの馬に騎乗するようになり、少しずつ乗鞍が増えています。
10月7鞍(ミルファーム6鞍)
11月18鞍(ミルファーム13鞍)2勝
12月5鞍(ミルファーム5鞍)2勝※12月6日まで
しかも、下半期の4勝はすべてミルファームの馬で挙げたもの。これだけ結果で応えれば、これからもっとミルファームから依頼がくるでしょうし、この活躍をみて依頼してみようと思うオーナーや調教師も出てくるかもしれません。そうやって馬が集まるようになれば、もっともっと活躍できるかもしれません。
埋もれてしまっているジョッキーのなかにも、チャンスをもらえていないだけで、もっとやれる騎手はたくさんいる。実力のないものを優遇する必要はないけど、せめてチャンスくらいは平等に与えることはできないのか。先週の西村騎手の活躍をみて、そう感じました。
樋野竜司
斬新な馬券術を次々に発表している人気競馬ライター。いち早く騎手の「政治力」に着目し、馬券術にまで洗練させた話題作「政治騎手(㏍ベストセラーズ刊)」で競馬サークルに衝撃を与えている。
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樋野竜司
斬新な馬券術を次々に発表している人気競馬ライター。いち早く騎手の「政治力」に着目し、馬券術にまで洗練させた話題作「政治騎手(㏍ベストセラーズ刊)」で競馬サークルに衝撃を与えている。