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競馬コラム

樋野竜司:今週の政治騎手

2017年02月16日(木)更新

【横山典弘騎手】理に叶った騎乗!?

最近の横山典騎手の騎乗を見て気になることは、あえて内の馬から馬体を離すというのがマイブームなのではないかということです。

アエロリットで2着となったクイーンCも、ディーズプラネットで3着となったバレンタインSも、勝負どころで外から進出するときに内の馬から馬体を離しています。

コーナーではすこしでもコースロスを防ぐためできるだけ内を回るのが普通です。コースロスが生じるのにあえて外を回るというのは何か理由があるはずです。

筆者はこう推測しています。馬体が接近していると、外から上がっていくときに内の馬もそれにつられて加速してしまうので、交わすのに必要以上の力を要求される。そこで、内の馬がリアクションできないように馬体を離しているのではないかと。バレンタインSを快勝したブラゾンドゥリスは、横山典騎手の仕掛けに咄嗟に反応できず動き出しが遅れたのですが、そこが唯一のピンチらしいピンチでした。

ミツバに騎乗し、1週目のホームストレッチでマクリの手に出た川崎記念でも、マクって上がっていくときは、内の馬を刺激しないように馬体を離しています。古くは天皇賞・春のゴールドシップもそうでした。

マクリはペースが緩んでいるところで仕掛けるから効果的なのであって、自分が動くことで他の馬を刺激しペースを上げてしまったら決まるものも決まらなくなる。

こういう感じで、マジックのように見える騎乗も、実は理に叶ったことを徹底しているのです。三男・武史騎手のデビューが間近に迫っており、モチベーションも上がってそうなので、ファンをうならせる騎乗をたくさん見せてくれるのではないかと期待しています。


プロフィール
樋野竜司

1973年生まれ。「競馬最強の法則」02年11月号巻頭特集「TVパドック馬券術」でデビュー。
斬新な馬券術を次々に発表している人気競馬ライター。いち早く騎手の「政治力」に着目し、馬券術にまで洗練させた話題作「政治騎手(㏍ベストセラーズ刊)」で競馬サークルに衝撃を与えている。

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樋野竜司

HINO RYUJI

1973年生まれ。「競馬最強の法則」02年11月号巻頭特集「TVパドック馬券術」でデビュー。
斬新な馬券術を次々に発表している人気競馬ライター。いち早く騎手の「政治力」に着目し、馬券術にまで洗練させた話題作「政治騎手(㏍ベストセラーズ刊)」で競馬サークルに衝撃を与えている。

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