今年のJRA・GⅠは外国人天国。フェブラリーステークスはキング騎手が勝ち、高松宮記念、桜花賞、皐月賞はモレイラ騎手が勝利。日本人は、大阪杯を勝ったベラジオオペラ騎乗の横山和騎手のみである。
そして迎える天皇賞・春も、外国人のレーン騎手が騎乗するヘデントールの評判が高いようだ。
「ヘデントール、アーバンシックの一騎打ちと見ていたんだけど、アーバンシックは宝塚記念を目指して回避。キャロットF、シルクRと所属のクラブは違っても、同じノーザンF生産のクラブ所属、そして天栄で調整されている馬。ここはヘデントールでいけると自信があるからこその使い分けかな? と推測しての本命だね。
レーン騎手確保は、ノーザンFのエースがこの馬であることの証。追い切りも、1週前に猛時計をマークしヤル気十分。解析班もイチオシらしいので、レース的な評価は任せるよ」
解析班も◎ということだが。
「その通り。僕もヘデントール推しです。
昨年の菊花賞はレースレベル自体が高い中での2着だし、ダイヤモンドステークスでは2着以下を子供扱いの大楽勝。元より能力は高いけど、3000mを超える2戦で更にパフォーマンスを上げていますし、菊花賞で先着されたアーバンシックが不在となれば怖いもの無しですね」
データ的にはどうなのか。
「京都で行われた過去10年の天皇賞・春(2022、2023年の阪神開催を除く8年分、以降同)で、前走ダイヤモンドステークス1着から臨戦の馬は5頭出走し、2着が1頭のみ(連対率20%)ですから、いいとは言えませんね。
ただ、京都開催の天皇賞・春は、過去10年(実質8年)全て1、2番人気が勝っています(それぞれ4勝)。この馬は1番人気濃厚ですから、その点ではプラスです」
そんなデータ班はサンライズアース推しだ。
≫ 続きはログイン内で




栗東在住ライター:鷲崎
WASHIZAKI
熟練競馬ライター達がとある事情で新聞・テレビなど一般メディアでは取り上げられない業界の「アウトな裏話」を会員様限定でこっそりと公開!