明日19日の京都開催は不透明な状況だ。早々と日経新春杯の前売りはストップしている。仮に雪の影響が競馬場では大したことがなくても、道路が止まってしまって、栗東トレセンからの輸送ができなくなっては当たり前だが開催は出来ない。ただでさえ、変則開催でどの厩舎のスタッフもへばっているという現状を考えるといかにもこれはキツイ。
「昨年の28日~先週の3日間開催までほとんど馬の入れ替えが出来なかったし、今週は2日間開催だけど、追い切りは先週の影響で木曜日に集中したんだ(月曜日に開催されたため、火曜日が全休日)。馬の入れ替えだの追い切り日が木曜日に集中などは仕方ないし、変則開催は毎年あるものだと思っているけどハプニングは勘弁して欲しいよ」
というのが本音だという。いや、これ、別に厩舎関係者だけの関心事ではない。
「ただでさえ、開催日程が詰まっていたのに、今週からは3場開催。こうなると、取材する方もぐちゃぐちゃ。追い切りが木曜日に集中したんで、時計を採るTMはストップウオッチを止める暇がないほど。想定班も年末からバタバタだったからね」
明日の開催が出来ないとなれば月曜日にスライドするのが有力。となると、またもや来週の追い切りは変則(栗東のみ)になるのは確定的だ。
「1、2月はこうした天候による影響を受けるのは仕方がない。でも、中途半端にレースを行なって、続行競馬も嫌だよね」
既に天気が下り坂となっている近畿地方。無事に開催が出来る程度に収まってくれればいいのだが。
(栗東在住ライター:鷲崎)
栗東在住ライター:鷲崎
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