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競馬コラム

競馬ウィキリークス

2014年01月24日(金)更新

大器レッドレイヴンが、いよいよ本格化か

 有馬記念で負けた馬の巻き返しが目立つアメリカJCC。今年もダノンバラード、ヴェルデグリーン、トゥザグローリーと3頭が有馬記念からの臨戦で、それなりに人気にもなりそうだ。特にダノンバラードは昨年の覇者、ヴェルデグリーンはオールカマー勝ちと中山2200mに実績があることから、有力視する関係者も多い。そもそも4歳馬が不振で、5歳以上の馬が強い同レース。今年もデータ通りなら、ダノンバラード、ヴェルデグリーンはお奨めだ。ただ関東の専門誌記者は、こう話す。

「古馬は上がり目の無い馬ばかり。今年は4歳馬でも行けるのでは。関東からは、イキのいい4歳馬がたくさん出ているからね。フェイムゲームは昨年の京成杯勝ち馬で中山のコース実績はあるし、ケイアイチョウサン、ダービーフィズも差しの効く今の中山は合う。

 でも、これ以上に期待したいのがレッドレイヴンだね。2歳の頃は、新馬から2連勝し、好タイム決着になった東スポ杯でコディーノの2着。この頃はコディーノが無敵の進撃をしていたが、関係者の中には『クラシックはレッドレイヴンのほう』と見ていた人も結構いたからね。実際、2頭を管理していた藤沢先生も、そんなことを言っていたし。

 結局調子を崩して春のクラシックは不本意な競馬に終わったけど、しっかり態勢を立て直した秋は、この馬の素質がしっかり競馬に表れている。特に前走は、これまでと違い先に行けたのは大きい。これで計算ができるようになったので、馬券も買いやすい。落ち目の古馬と、上昇中の4歳馬レッドレイヴン。逆転があっても不思議ないよ」

 条件戦から上がってきたばかりで、もう一つ馬の特性が分からない人も多いようだが、POGファンの間では大器と評されていた馬。その素質が開花となれば、このレベルのGⅡくらい簡単に突破することも十分考えられる。今年の競馬を盛り上げるためにも、新たなスター候補誕生に期待したい。

(美浦ライター:高木)


栗東在住ライター:鷲崎

WASHIZAKI

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