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競馬ウィキリークス

2018年07月15日(日)更新

中京記念は、昨年覇者の連覇か!例年通り穴馬台頭か?

中京記念は、昨年こそ5番人気以内の馬が上位を独占したが、その前は波乱の連続。2000m時代も荒れていたが、距離がマイルに変わっても波乱傾向は変わらず5年連続で1番人気が馬券圏内を外し、昨年ようやく1番人気のブラックムーンが上に来るも3着まで。果たして今年も荒れるのか、それとも昨年のように上位人気馬で決まるのか。まずは有力と見られている馬を聞いてみたい。

「気になるのは、昨年の勝ち馬ウインガニオンと、一昨年の勝ち馬ガリバルディだね。ウインガニオンは夏になって調子を上げる馬で、一昨年は夏に3連勝、昨年は中京記念を含め2連勝している。今年も暑くなって調子を上げており、1週前調教の動きも良かった。前走の安田記念も大きく負けたわけではないし、その時に比べるとメンバーは楽になる。逃げたい馬がいたら番手に抑える競馬もできるので、展開に左右されることはない。2連覇の可能性は十分あると思うよ。 ガリバルディのほうは、前走のマイラーズC4着で脚を見せたけど、展開に左右されるところがある。調子はいいんだけど、嵌るかどうか。確率的にはウインガニオンのほうがいいよ」(関西記者)

マイルに変わってからフラガラッハが連覇、ミッキードリームが2年連続2着とリピーターの活躍が目立つが、ウインガニオンも傾向通りにチャンスがありそうである。

「他にも、いい話を聞いた馬は何頭かいるよ。まずはリライアブルエース。もともとクラシックを期待された素質馬だが、脚部不安で大成が遅れた。その不安も徐々に解消され、本格化してきたね。前走は6着だが、アクシデントがあって勝ち馬からコンマ2秒差だから内容は悪くない。能力からGⅢはいつでも勝てる馬だよ。 距離短縮で面白いのはミエノサクシード。前走のマーメイドSは、2000mの距離に陣営も不安を持っていたようだが、3着入線と頑張った。マイルなら、牡馬相手でも行けると自信を深めているようだ」(関西記者)

関東馬は登録が少なく、グレーターロンドンに期待がかかる。
「人気になっては馬券に絡めず信頼感は薄いのですが、着順以上に強い競馬は見せています。前走も32秒5の強烈な脚で上位に迫っており、脚を余した感がありました。人気が落ちてくれば買いなんですが」
人気先行のイメージが強いグレーターロンドン。上位人気なら評価を落とし、人気落下なら買いというところだろう。

ここまで挙げた馬は、上位人気候補も多い。中京記念の傾向から、穴馬候補を聞きたいのだが。
「それならば、お奨めはフロンティア。デビューから2連勝の後は成績を落としていたが、3歳になってファルコンS3着と成績をあげてきている。もったいなかったのはNHKマイルC。内から伸びる態勢だったが、大きな不利を受けて、その後は無理をしていなかった。あれが無ければ見せ場くらいはつくれたかもしれない。着順だけ見ると大敗なのでハンデは軽いだろうから、ここは狙い目じゃないかな。 ブラックムーンもそろそろ人気が落ちていい頃。昨年は1番人気だったが、米子Sでレコード勝ちの後。今年は近走が9、16着だから昨年と全然違う。昔は安定感があったが、最近は不安定で6着→1着、8着→1着、5着→1着と、勝つ前には馬券圏内に入っていないことが多い馬。前走は大敗もGⅠだから気にすることはない。人気落ちを条件に狙いたいね」(関西記者)

夏馬で昨年の覇者でもあるウインガニオンを狙うのが堅実だが、中京記念は波乱傾向の強いレース。あくまでオッズを見てだが、人気にならないのならブラックムーン、フロンティアあたりを狙ってみたい。

(栗東在住ライター:鷲崎)

栗東在住ライター:鷲崎

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