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2019年03月10日(日)更新

【スプリングS】波乱続きの3歳牡馬戦線、ここも穴党の出番!?

昨年の2歳チャンピオンで4戦無敗だったアドマイヤマーズが、共同通信杯で初黒星。きさらぎ賞では、ハイレベルと評されていた東スポ杯上位組が馬券圏内に入れず3連単は14万馬券。そして先の弥生賞では3連単42万馬券と、クラシックに繋がる3歳牡馬路線は波乱が連発している。皐月賞トライアルのスプリングSも、これといった主役がおらず波乱の匂いがプンプンするのだが、実際はどうなのだろう?東西有力馬の近況情報から探ってみたい。


「人気を集めるのは朝日杯FS上位組だろうな。当時2着のクリノガウディーは、ホープフルS出走の構えもあったが、脚に疲れもあって休養。ここが復帰戦となる。弥生賞にも登録していたから仕上がりは進んでいるように思えるが、実際は乗り出しが遅く、ちょっと急仕上げ気味。また、かかるところがあるので1800mの距離も微妙なところだ。
4着だったファンタジストは、2週前の坂路で50秒7、1週前にも51秒1-11秒7の時計を出し仕上がりは良好。他の関係者に聞いても、この馬の評判が一番いいね。1800mの距離は少々不安も、超スローペースの京王杯2歳Sでも追り合っていたくらいだから、大丈夫じゃないかな。
3戦2勝のロジャーバローズも、調教を見る限り前走以上に調子は良さそう。問題は能力的な部分。勝った2戦は相手が弱かったし、2走前の2着時は、アドマイヤジャスタに完敗している。
きさらぎ賞2着のタガノディアマンテは、前が残った展開を、最後方から押し上げて2着だから内容は濃いようにみえる。ただ発表こそ良馬場だが、レース時の京都は雨が降って馬場が悪くなっていた。おかげでヴァンドギャルドやアガラスは苦しんでいたから、その恩恵の2着というところもある。ちょっと判断が難しい。
1勝馬でも面白いのはユニコーンライオン。500万つばき賞で2着だが、1000m58秒台の速いペースをを好位追走から2着に粘った内容と、勝った相手が評判馬ワールドプレミアということを考えると、かなり価値は高いんじゃないか。500万で負けたことで人気にならないなら、この馬がお薦めだよ」(関西記者)


どうやら唯一の重賞ウイナー・ファンタジストの評判が一番良いようだが、距離の不安が全くないわけではない。他馬も不安部分があり、格下のユニコーンライオンが美味しく見えてしまう。


続いては関東馬の評判を聞いてみたい。


「いろいろと話を聞いてきましたが、抜けた馬がいないぶん、有力馬は多いですね。実績からは、リステッドレースを勝っているディキシーナイト。その前走は1400mの距離でしたが、そこは鞍上マーフィー騎手の都合で使っただけで、本来は1800m前後が合っていると思います。1週前調教では、先行したとはいえアーモンドアイと併入しており、ここへ来て上昇は感じます。あとは相手関係。勝ったレースは相手に恵まれていたのは事実ですし、メンバーが揃った500万きんもくせい特別は4着に負けてますからね
2連勝中のヒシグアスは堀厩舎の馬ですから、弥生賞2着シュヴァルツリーゼのように一気に能力を上げてくる可能性もあります。ただテンションが高く、乗り難しいところもあるので、予定していたルメール騎手が騎乗停止で乗れないのは痛いです。
コスモカレンドゥラは、ホープフルSで4着。大外枠から逃げたことを考えれば健闘したと思います。その時に比べると相手も弱いですし、単騎で行ければ前走から着順を上げてくる可能性はあります。
シークレットランは葉牡丹賞のレコード勝ちで一躍注目を集めましたが、京成杯はこれといった見せ場がなく4着。どうも展開に左右されるタイプのようで、ここも前が速くなればってところですね。
最後にエメラルファイトは500万白梅賞はクビ差の辛勝ですが、GⅠの朝日杯では、内有利の馬場で唯一外から伸びての6着。上りの33秒5はメンバー一番で、レース上りより1秒近く速いですから、このレースは評価できます。アイビーS3着も、上位2頭はクロノジェネシス(クイーンC勝ち馬)、コスモカレンドゥラ(ホープフルS)ですから、今回のメンバーなら好勝負可能です」(競馬専門誌記者)


関西情報同様、こちらも抜けた馬がいないぶん、馬券対象候補は多そうである。


過去のレースを見ると、最近は大波乱のレースが少ないスプリングS。しかし今年は、横一線のメンバーで思わぬ人気薄の馬でも上位に食い込むチャンスはある。近年の単勝10倍以上の馬で馬券圏内に入ったマイネルファンロン、プラチナヴォイス、キタサンブラックらは全て4コーナー3番手以内につけていた。
このことからも穴を狙うなら、前で競馬ができる馬。ちょっと人気も読みにくいのだが、単勝10倍以上つくようならユニコーンライオン、コスモカレンドゥラ、ヒシイグアスあたりで一発穴馬券を狙いたい。

(栗東在住ライター:鷲崎)

栗東在住ライター:鷲崎

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