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競馬コラム

競馬ウィキリークス

2019年08月04日(日)更新

【関屋記念】ケイデンスコールが人気なら……

過去10年で1番人気は2勝、2着3回で連対率は5割。


この数字からも大波乱のイメージはない関屋記念だが、それでも3連単は過去10年全て万馬券になっており、10万超えも3度ある。今年は抜けた馬が存在せず、例年以上に荒れる要素は高そうだ。早速、有力馬の情報をいただきたい。


「関東では、格上なのはミッキーグローリーですね。初重賞挑戦となった昨年の京成杯AHを快勝し、マイルCSでは最速上りで勝ち馬から0.2秒差の5着ですから、GⅠも狙える器です。今年は安田記念が目標だったと思われますが、3月に骨折で休養。故障も癒えて、ここが復帰戦となります。久々ですが、調教の動きは良く、能力的にもいきなり走れそうですが、さすがに大目標はここじゃないはずですから、実際の仕上げは8分程度だと思います。
面白いのはロシュフォールですね。33秒前後の鋭い末脚を持ち、未勝利から1600万勝ち上がりまでの間は5戦4勝の快進撃。初重賞の新潟大賞典でも、最速上りで勝ち馬に0.1秒差まで迫りました。前走の七夕賞は人気を裏切り11着と崩れましたが、もとより福島コースは合わないので度外視していいです。マイルは少々不安も、得意の末脚を生かせる新潟なら巻き返しは必至。前走大敗で人気が落ちれば美味しいですね」(競馬専門誌記者)


新潟変わりのロシュフォールは、確かに面白い存在だ。


関西のほうは、関東に比べて有力馬が多いようだ。


「先の中京記念が、NHKマイルCで二桁着順だった3歳馬のワンツー。そうなるとNHKマイルCで2着のケイデンスコールの株が上がるのは当然だ。その前走は、最速上りでアドマイヤマーズに半馬身差まで詰め寄る2着。大外枠でよく走ったと思うね。新潟は昨年同コースの新潟2歳Sを勝っており、適性は問題なし。斤量差もあるし、ここは大きなチャンスだ。
ただ古馬も負けてないよ。エプソムC3着のソーグリッタリングだが、前走は超スローペースで届かず。外を回り過ぎたのも痛かったし、着順以上に強かったと思う。陣営の話では距離短縮はいいようだから、前走以上に期待できる。
そのエプソムCで2着だったのがサラキア。いつも出遅れを心配していたのに、まさかの好スタートで、更にまさかの先行策。これが功を奏し2着に頑張った。今回もスタートが決まれば好勝負できると思うが、まだまだ信頼はできない。エプソム組では、ソーグリッタリングのほうがいいんじゃないかな。
中京記念の組では、4着だったミエノサクシード。直線で鞍上が外に出そうとしたら、前が開かず仕方なく内へ進路。スムーズな競馬ができなかったが、それでも勝ち馬からハナ、クビ、クビの4着だからもったいなかった。新潟は1戦1勝。末を生かす馬だから、このコースはいいね。
ここへきて良化しているのはリライアブルエース。ここ3戦はオープン特別で3、2、1着と成績を上げてきている。昨年は同レース6着も、その前の中京記念では3着に来ており、決して重賞で足りない馬ではない。GⅢくらいならやれてもいい馬だよ。
1600万、オープンと2連勝しているオールフォーラヴは、ディープ産駒にしては切れの無いタイプ。末脚勝負になる新潟は適性が微妙かな」(栗東記者)


話を聞く限りは、3歳馬のケイデンスコールが一歩リードのイメージ。3歳最強マイラーのアドマイヤマーズに新馬、NHKマイルCと2度も迫っていることと、新潟で強いこと、そして斤量と買い材料が他馬以上に揃っている。
ここ10年で1番人気が5割の確率で連に絡んでいる関屋記念。今年の1番人気がケイデンスコールなら、連絡みする確率は非常に高そうである。ただ、この馬を軸にすると、ヒモは穴目にしないと高配当は狙えない。そこで相手には、人気落ちを条件にロシュフォールを絡めてみたい。

(栗東在住ライター:鷲崎)

栗東在住ライター:鷲崎

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