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競馬コラム

競馬ウィキリークス

2019年11月24日(日)更新

【チャンピオンズC】馬券のヒントは外国人騎手

混戦状態が続く現在のダート戦線。条件戦から6連勝で平安Sを勝ち、ついにはGⅠのフェブラリーSをも制したインティが新たな砂の王者に就くかと思いきや、その後は失速。またしてもダート戦線は主役不在の形となった。今年のチャンピオンズCは相当難しいようだが……。


「でも、この時期は短期免許の外国人騎手というヒントがあるのが大きいですね。過去を見ると、それほど短期免許の外国人騎手が目立った活躍をしているわけではないのですが、今年は例年以上に人数が多いですし、質も高い。となると、今年は外国人騎手騎乗の馬を狙うのが得策と思います。
中でも注目はオメガパフュームでしょう。主戦のデムーロ騎手からデットーリ騎手への乗り替わり。トップクラスのデムーロ騎手を降ろすなんて普通は考えられません。
デットーリ騎手は世界ナンバー1の称号があるジョッキー。そんなジョッキーを呼んでおきながら、彼に見合った馬を用意できなければ恥ずかしいですから、社台Fは勝負仕上げだと思います。馬のほうは、苦手と見られていた左回りを小回りの浦和をこなし、克服しつつあります。GⅠ2勝の実力馬が絶対勝負態勢で、鞍上は世界一。不安材料も克服し、勝利に近いと思います」(競馬専門誌記者)


デムーロ→デットーリ騎手への乗り替わりは、確かに尋常ならぬ勝負気配を感じる。ただ他にもムーア、スミヨン、マーフィー騎手と気になる騎手が並ぶ。


「用意周到なのは、ヴェスタールンドですね。前走からスミヨン騎手を乗せ、馬のクセを覚えてもらったのは大きいです。その前走ですが、直線一気の同馬を3コーナーから仕掛けて3着。最後は止まりましたが、休養明けの前哨戦としては上々だと思います。脚質が拡がっただけに、今年は昨年(2着)以上もあるかもしれません。
マーフィー騎手のタイムフライヤーは距離延長が気になりますが、鞍上が持たせるかも。ムーア騎手のサトノティターンも力関係は微妙ですが、鞍上効果で変わり身を期待します」(競馬専門誌記者)


話からは、スミヨン騎手が連続騎乗のウェスタールンドが気になる。


他の有力馬を推す声もある。


「GⅠ5勝と、メンバーで一番格上のゴールドドリームが、真のチャンピオンであることを証明する。南部杯の3着で評価を落としているようだが、このレースは過去も5、2、3着と勝ってないから心配ない。2年前にチャンピオンズCを勝った時は、南部杯5着の後だから、いい叩き台だよ。1週前の追い切りでは、CWで81.0秒-11.6秒の好時計を出し、GⅠ馬のケイアイノーテックを追走して2馬身程度先着。デキもかなりいいよ」(関西記者)


ここまで5戦全勝のクリソベリル、そしてフェブラリーS覇者のインティの扱いはどうなるのか。


クリソベリルはここまで楽勝続きだが、本当に強い馬とやるのは初めて。あっさり勝つこともあれば、まさかの大敗もあるかも。無敗で人気にもなるから、馬券的妙味は低い。
インティは、乗り慣れた武豊騎手に戻るのは大きい。前走はオーバーペースだったが、さすがに今回はあんなペースにならないだろうしね。とはいえ2戦連続で崩れてるだけに精神的な面の不安はある。こんな状態では軸にするのは怖い。ヒモが妥当じゃないの」


難解なチャンピオンズCも、少しずつ候補が絞られてきた。


特に短期免許のトップ外国人騎手の起用法から、特に勝負がかりと思えるオメガパフューム、ウェスタールンドがイチオシ。次に、一番の実績馬ゴールドドリーム。こちらはルメール騎手騎乗だ。


今年のチャンピオンズCは、「外国人騎手で勝負」が的中への近道のようだ。

(栗東在住ライター:鷲崎)

栗東在住ライター:鷲崎

WASHIZAKI

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