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競馬コラム

競馬ウィキリークス

2020年05月24日(日)更新

ダービー、穴の鍵は厩舎力にアリ!

残念ながら無観客で行われる今年の日本ダービー。ただ4月の頭には競馬の開催すら危ぶまれ、「ダービーは夢のまた夢」なんて状況だった。あの頃を考えると、よくここまで来れたと思う。JRAをはじめ開催のために力を尽くしてくれた関係者の方々に心より感謝して、競馬の祭典を迎えたい。

さてダービーの話に入ろう。
皐月賞は、GⅠを含む無敗の3連勝で臨んだコントレイルとサリオスが一騎打ち。結果はコントレイルがサリオスに半馬身差をつける勝利。3着には3馬身半も差がついており、2頭と他馬との大きな能力差を感じさせた。「皐月賞は上位2頭こそ強いが、3着以下は大したこと無い」。これが皐月賞直後に関係者周辺から聞こえてきた評価で、新たなダービー候補探しは、皐月賞以外の別路線組へ期待がかかった。

しかし青葉賞は、ホープフルステークス、弥生賞で皐月賞組に完敗したオーソリティが1着。さらに、京都新聞杯、プリンシパルステークスは、皐月賞二桁着順の馬が勝利し、むしろ皐月賞のレベルの高さを認識させる結果となった。

こうなると、ダービーは皐月賞組優先、そして上位2頭のコントレイル、サリオスでますます堅くなった雰囲気である。もし崩れるとしたら、調子や距離の不安くらいとなるのだが……。



コントレイルの皐月賞は、内枠を引いたおかげでスタート後に馬場の悪い部分を走らされ、番手を悪くしてしまった。想定外の競馬となったが、それでも大外を進出し、最後はサリオスを捻じ伏せる横綱相撲の競馬。不利な形になったおかげで、改めてコントレイルの強さを引き出すことになった。
あの勝ち方を見るとスタミナも十分で、2400mも不安はない。そして重要なのは馬場。この馬の強さを満天下に知らしめたのは、高速レコードで圧勝した東京スポーツ杯2歳ステークス。あの時と同じように、今の東京は時計が速い。となると皐月賞の時よりも更に、この馬の強さが発揮させることになるんじゃないか。状態のほうも、中間の調教内容を見る限り不安は感じられない。二冠制覇は目前だ」(関西担当記者)

これに対するサリオスに、逆転の可能性はあるのか。

「2歳時は3戦全てがマイル。3歳初戦が、初体験の中距離戦となった皐月賞は厳しいレースだったはずですが、終わってみればメンバー唯一、コントレイルに食い下がる2着。改めてサリオスの高い能力を確認できました。
レース後は疲れが出て心配されたのですが、1、2週前の追い切りでは、ウッドで好時計を出しています。ただ1週前を見ると、併せたルーカスに煽られ気味だったので、万全とまでは行っていないような気もします。仕上げ上手の堀厩舎ですから、残り1週でしっかり仕上げてくると思いますが。
あとは距離。マイルの朝日杯で強い競馬をしているので、2400mがいいとは思いませんが、3歳レベルの長距離戦、そして時計の速い今の東京の馬場ならこなせると思います。ただコントレイル逆転となると、少々分が悪いような気もします」(競馬専門誌記者)

距離を考えると、コントレイル逆転は楽では無さそうである。

2強が抜けたイメージのダービーだが、ここへ来て上昇ムードの馬はいないのだろうか。

「関西では、意欲的なのがヴェルトライゼンデ。1週前にはCWで6F80秒を切る時計を出し、終いの伸びも上々。皐月賞時よりも強化しているね。その皐月賞は、馬場の悪いところに入ってしまい、力を出し切れなかった。もともと陣営は距離が延びていいと言っていた馬で、ダービーが目標。一発ある池添騎手騎乗も不気味だ。
タフなのはヴァルコス。今年の青葉賞は時計が速く、その反動のためか勝ったオーソリティは故障、3着フィリオアレグロも疲れが出て放牧に出た。しかしヴァルコスは、東京から戻った翌週には馬場入りし、2週前には坂路、1週前にはCWで長めから元気いっぱいに3頭併せの追い切りをこなしていた。瞬発力勝負だと出番は無いが、雨でも降ってスタミナ勝負になれば面白い。本当に狙いたいのは菊花賞だけどね」(関西記者)

池江、友道とGⅠに強い厩舎に所属しているだけに、怖い2頭である。

「関東では、相変わらずガロアクリークが良さそうです。皐月賞前の追い切りも目立ちましたが、今回も映像ではありますが、引き続きいい動きを見せていました。
サトノフラッグも前走から変わった感じはありませんが、依然好調は持続しているようです。
ちょっと残念なのがワーケア。2週前、1週前ともに追走とはいえ併せた相手に煽られていました。時計は出ているのですが、もう少し勝負根性を見せてほしいところ。直前の追い切りで変わり身を見せてほしいですね」(専門誌記者)

皐月賞3着のガロアクリークは、再度上位を期待したい。

ダービーはここ2年こそ荒れているが、3、4年前は人気上位3頭で決まるなど堅い決着も多い。今年は2強、特に頭(1着)のコントレイルは堅いイメージだ。
穴を狙いたいなら、GⅠの仕上げ方を知っている池江(ヴェルトライゼンデ)、友道(ヴェルコス)の2頭。厩舎力も含めて、何とか2強の一角崩しを期待したい。

栗東在住ライター:鷲崎

WASHIZAKI

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