協力:
  • Googleログイン
  • ログイン
  • 無料会員登録
  1. トップ
  2. 無料コラム
  3. 競馬ウィキリークス
  4. 秋GⅠ開幕戦は、時計の掛かる馬場が鍵
  5. RSSフィード ツイッター YouTube はてなブックマーク

競馬コラム

競馬ウィキリークス

2020年09月27日(日)更新

秋GⅠ開幕戦は、時計の掛かる馬場が鍵



昨年の覇者タワーオブロンドン、昨年の最優秀短距離馬インディチャンプが回避したことは残念だが、今年の高松宮記念上位4頭を中心に、夏に行われた1200mの重賞ウイナーが全て顔を揃え、短距離王決定戦らしくなってきた。

1番人気が予想されるのは、安田記念を勝ったグランアレグリアだろう。

「高松宮記念は3着ですが、後方から追い込んで勝ち馬からハナ、ハナの差。初めての1200mで序盤はペースに戸惑っているように見えましたが、態勢が整ってからの脚は他馬と比べても別次元でした。
1200mも2戦目になりますし、中山も例年に比べ時計がかかっていることから、追走も楽になると思います。安田記念で最強牝馬アーモンドアイ、昨年のマイルGⅠ2勝のインディチャンプを一蹴したように、能力はGⅠ馬の中でも特に上級のものを持っている馬。1200mが少々短くても、能力で押し切ってくれるのではないでしょうか。
仕上がりは、追い切りの時計こそ目立たないですが、もともと派手な時計は出さないので、不安はないでしょう。それでも安田記念の時は、直前のウッド5F65秒を切る速い時計を出してましたから、今度も直前に好時計を出した来たら、もはや怖いものはありませんね」(関東担当・競馬専門誌記者)

安田記念を見てしまうと、今回のメンバーでは能力的に一枚上だと思わされる。
それでも直線の短い中山だけに、もしかしたら高松宮記念のように届かないかも? そうなると怖いのは先行馬。やはり高松宮記念を逃げ切ったモズスーパーフレアが相手の筆頭か。なにせ中山に滅法強く、持ち時計も速い。

「モズスーパーフレアの中山1200mは、5戦3勝2着2回と連対100%。昨年のスプリンターズステークスも2着ですし、1.07.0~1.07.1秒の好時計を4度出しているのですから、間違いなく当コースは合います。
ただ問題なのは、今年の中山が例年より時計がかかっていること。この馬のスピードが殺がれる懸念もあるので、特に当日の馬場傾向は、よく掴んでおいたほうがいいですね」(データ解析班)

時計がかかると、先行馬が不利になるケースは多い。当日の馬場傾向で、モズスーパーフレアの評価は変える必要がありそうだ。

今年のスプリンターズステークスはGⅠ馬が3頭出走。グランアレグリア、モズスーパーフレア、そして一昨年の高松宮記念覇者ミスターメロディである。

「高松宮記念を勝った後の成績がイマイチだが、セントウルステークスを見ると、だいぶ良い頃に戻ってきたイメージ。
昨年のスプリンターズステークスは、直線で2番手に上がってきたときに一瞬だけ春秋短距離GⅠ連覇も見えた。左向きと言われるけど、これだけ走れるのだから右回りも大丈夫だよ。デビューした頃はダートで活躍していたくらいだから、時計のかかる今年のほうが昨年よりチャンスはあるんじゃないかな」(関西担当記者)

左回りが得意と評価されているミスターメロディだけに、右回りで嫌われるようだと馬券的に美味しい。

GⅠウイナー以外では、高松宮記念のゴール前の一件で、「幻のGⅠ馬」と呼ばれる2頭、ダイアトニッククリノガウディーも気になるところだ。

「いろいろな見方がありますが、個人的には不利が無ければ、高松宮記念はダイアトニックが勝っていたと思います。それくらいゴール前の勢いは違っていたました。
その高松宮記念は初めての1200m。続く函館スプリントステークスも快勝し、1200mならGⅠを狙えることがはっきりしましたね。
前走のキーンランドカップは重馬場。この馬自身は高松宮記念で重馬場をこなしましたが、洋芝の重馬場は特殊ですし、そんな状況で最内枠を引くなど不運が重なったので、大敗で評価を落とす必要はないと思います。むしろ変に前哨戦で走らなかったことで、疲れも無くいい状態で本番に臨めるでしょう。
クリノガウディーのほうは、高松宮記念で真っすぐ走り切れば、この馬がGⅠ馬だったという見方もあるようですね。GⅠで上位に来れる力はあるわけですが、なにせ以降の3戦が崩れすぎ。2走前に騎乗した横山典騎手が、ノドに違和感があるといったことをレース後に話していたことも気になります」(データ班)

高松宮記念のおかげで幻のGⅠ馬と呼ばれる2頭だが、安心して狙えるのはダイアトニックのほうか。

ここまで挙げた馬とは逆に、GⅠでは苦戦の多いダノンスマッシュ
この秋も前哨戦のセントウルステークスを制し、これでGⅡ以下の重賞は6連勝。しかしGⅠは7戦して、3着が最高。やっぱり今度も前哨戦狙いだったのか。
「これまではそんな雰囲気もあったけど、この秋はスプリンターズステークスを意識し、セントウルステークスは余裕をもった仕上げ。決して前哨戦が勝負じゃないよ。それでも楽勝だから、以前よりも更に力をつけていると見ていいんじゃないか。GⅠ最高着順(3着)が昨年のスプリンターズステークスだから、今年はもっと上(連対)があってもいいと思うよ。
あとは、この馬も馬場。稍重くらいは大丈夫だけど、重馬場になった春の高松宮記念は惨敗したので、今の中山で雨が降ったら厳しい」(関西担当記者)

GⅠでは要らないイメージもあったダノンスマッシュだが、どうやら今度は違う模様。ただ馬場悪化なら、評価は下げたい。

高速馬場ならモズスーパーフレアを狙いたところだが、今年の中山は話に出てきたように特殊な馬場で例年より時計がかかっている。となると、1200mでもグランアレグリアを中心視して良さそうだ。

秋雨も多い時期。他馬の取捨も馬場を重視して考え、相手はダイアトニックを筆頭に、良馬場ならダノンスマッシュ、時計がかかるようならミスターメロディをマークしたい。

栗東在住ライター:鷲崎

WASHIZAKI

熟練競馬ライター達がとある事情で新聞・テレビなど一般メディアでは取り上げられない業界の「アウトな裏話」を会員様限定でこっそりと公開!

  • twitter
  • facebook
  • g+
  • line