現3歳世代の牝馬戦線は、GⅠの阪神ジュベナイルフィリーズ、桜花賞がともにソダシ、サトノレイナスのワンツー。その2着馬サトノレイナスが日本ダービー挑戦を決めたため、ソダシ1強のムードは高まるばかりだ。
しかし、牝馬限定戦は波乱傾向が強い。特に未知の2400mで行われるオークスは、他のレースよりも荒れるイメージが強い気がするのだが。
「ソダシの2400mは、やっぱり気になるところ。
桜花賞の勝ちタイムは1.31.1秒のレコード。高速馬場を考えても高く評価できる時計で、能力は当然ながら相当に高いし、オークスのメンバーでは一枚抜けている。
ただ、マイルで強い競馬を見せたということは、マイラー色が強いということにもなるので、2400mでは逆に不安材料になる。噂話になるが、一部では『もし桜花賞で負けたら、オークスではなく、NHKマイルカップ出走かも』って話も聞いたからね。こんな話が出るあたり、ソダシをマイラーと見ている人がいるってこと。
前走はペースも速くて目立たなかったが、折り合いも完璧ではない馬。2400mになればペースも緩む。もし折り合い難を露呈すると、まさかのシーンも考えられる」(情報担当記者)
こんな話を聞くと、穴狙いの馬券作戦を立てたくなるが、データ班は戒める。
≫ 続きはログイン内で




栗東在住ライター:鷲崎
WASHIZAKI
熟練競馬ライター達がとある事情で新聞・テレビなど一般メディアでは取り上げられない業界の「アウトな裏話」を会員様限定でこっそりと公開!