ごちゃつきやすい小回りコースに、ハンデ戦も多い夏の重賞は荒れるイメージが強い。中でも函館記念は、過去10年(以降もデータは過去10年のもの)で1、2番人気はそれぞれ1勝のみで、他は全て馬券圏外。つまり3着以内である複勝率ですら、たった10%しかない。これは他の重賞競走と比べても極めて低い。
上位人気では、3番人気が3勝と一番多く、複勝率も50%と頑張っているが、最も馬券になっているのは7番人気。1着こそ無いものの2着2回、3着5回で、複勝率は70%の高率だ。更に8、13番人気が、1、2、4、5番人気よりも複勝率が高いというのだから、函館記念が荒れるわけだ。
こうなると、まずは1、2番人気を消したいところだが、そもそも上位人気候補はどの馬なのか。そして本当に消しても大丈夫なのか?
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栗東在住ライター:鷲崎
WASHIZAKI
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