ここに来て一気に勝ち星を量産、先週日曜日は5勝をマークした三浦皇成。何か原因でもあるのか?
まず考えられるのは、4月からエージェントを変更したこと。前任者は日刊紙の現役記者だったが、元専門紙TMの専任エージェントに変更。
エージェントが全てでもないが、やはり乗り馬の質と量は担当するエージェントの人柄、人脈と力量によって変わってくる。
日刊紙よりも専門紙の記者の方が、競馬を良く知っており日頃から競馬関係者との付き合いも深い。
使う馬の番組や騎手を調整するため、専門紙記者と契約している厩舎すらある時代。
4月から三浦騎手の乗り馬の質と量が変わったのは確か。そしてそのチャンスをモノにして、確実に良い流れをつくっている。
ただ、聞くところによると、アンチ三浦を自認する調教師も関東にはいるそう。
某若手調教師は、「アイツなんかには絶対乗せたくない」と公言。というのも、三浦には個人的に親しい個人馬主が数人いるようで、その付き合い絡みで騎乗馬を集めている背景がある。例えば、原礼子氏所有の「オメガ」冠馬では複勝率が35.1%。三浦皇成の生涯複勝率が25.5%と比べると、10%程も高い数字となる。
騎手も人気商売だけに乗せてもらってナンボ。営業するのは企業努力といえそうだが、少々露骨なやり方で根回しする姿勢が一部で反感を買っているよう。
デビュー初年度に91勝を挙げて、武豊以来の天才ともてはやされた男も2年目以降は78勝が最高。騎手、三浦皇成というブランドを復活させることができるか否かは、この春が大きなポイントとなりそうだ。
5/7現在、27勝で全国リーディングの14位につけている。
【三浦皇成騎手の成績が丸わかり!】
栗東在住ライター:鷲崎
WASHIZAKI
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