アルゼンチン共和国杯はハンデ重賞。昨年は3連単が20万馬券となり、ハンデ戦のイメージ通り荒れそうな雰囲気だが、実は落ち着いた配当も多く、過去10年で3連単10万超は昨年のみ。4桁配当が一度あるほか、1万円台の4回も、多頭数のレースが多いことを考えると、波乱とは言えないレベルだ。
「アルゼンチン共和国杯の勝ち馬を見ると、過去10年のうち9回は1~3番人気。つまり頭(1着)は上位人気が基本です。
また、過去10年の馬券圏内30頭で、二桁人気の馬はたった1頭のみ。また、3番人気以内の馬が最低でも一頭は必ず馬券圏内に入っており、複数(2頭)が馬券圏内に入ったことは8回もあります」(データ班)
ここまで上位人気が強いハンデ重賞も珍しい。
このポイントを頭に入れて、有力馬を見ていきたいのだが、そこはハンデ戦。上位人気が強いことは分かったが、そもそも上位人気がどの馬になるのか判別の難しいメンバー構成だ。
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栗東在住ライター:鷲崎
WASHIZAKI
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