東京新聞杯の近年の勝ち馬を見ると、リスグラシュー、インディチャンプのようなGⅠ級の馬がおり堅いイメージもあるのだが、配当を見ると真逆。過去10年のうち、3連単10万を超えたことが4回あり、昨年は26万、一昨年は12万と波乱傾向が強い。
「その通りです。東京新聞杯は、重賞の中でも特に上位人気が苦戦しているレース。
過去10年を見ても、1番人気は1勝、2着0回、3着2回で連対率はたったの10%。2番人気も1勝、2着0回、3着1回で、連対率は10%です。因みに3番人気は3勝、連対率40%と、上位人気の中では健闘しています。
一番成績がいいのは5番人気で、2勝、2着3回、3着2回で連対率50%、複勝率は70%もあります。また6番人気も勝ち馬こそないですが、2着が3回あり、連対率は30%と、1、2番人気より優秀です」(データ班)
毎回、上位人気馬の成績はデータ班に聞いているが、ここまで1、2番人気が弱いレースも珍しい。
とはいえ、インディチャンプのようにしっかり人気に応えて勝っている馬もいる。今年の上位人気候補はどうなのか?
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栗東在住ライター:鷲崎
WASHIZAKI
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