近年のGⅠレースは、数多くの勝ち馬を出しているノーザンFの使い分けの影響か、それとも外厩のレベルが高いためなのか、前哨戦を使わずブッツケで臨む馬の活躍が目立つ。
特に桜花賞は顕著で、最近4年の勝ち馬アーモンドアイ、グランアレグリア、デアリングタクト、ソダシは、トライアルを使わずに勝利。グランアレグリア、ソダシに至っては、桜花賞が年内初戦である。
さらに昨年は、1着ソダシ、2着サトノレイナスが阪神ジュベナイルフィリーズ以来、3着のファインルージュが1月のフェアリーステークス以来と、2月以降のレースを使っていない馬が上位を独占。因みに4~6着は前走がクイーンカップで、7着でようやく前走トライアル(チューリップ賞)出走の馬が入線。
もはやトライアルの存在価値が無くなっている、それが最近の桜花賞の傾向である。
しかし今年は様相が違うようだ。
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栗東在住ライター:鷲崎
WASHIZAKI
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