天皇賞・春からの6週連続GⅠも、安田記念がファイナル。しっかり最後は当てたいものだが、簡単には行かないようだ。過去10年を振り返ると、3連単10万超の大波乱が6回で、4桁配当は一度もなし。1番人気は複勝率80%と馬券圏内には良く来ているのだが…。
「1番人気の複勝率が80%と聞くと、確かに簡単なレースに思えてしまいます。ただ1番人気は現在6連敗中。しかも近3年は、アーモンドアイ(1.7倍、1.3倍)、グランアレグリア(1.5倍)と断然人気の馬が馬券圏内には来ているものの、3年連続で敗退しています。そもそもアーモンドアイやグランアレグリア級の馬が負けるなんて、なかなか考えないですよね。多くの人が頭固定で勝負するから、2、3着の馬券圏内に来ても好配当になってしまうのです。
代わりに他の上位人気が勝てば配当も落ち着くのですが、なにせ安田記念の2番人気の複勝率はたった10%。8番人気が複勝率30%、12番人気が複勝率20%ですから、人気薄の馬よりも成績は下です。
断然人気の馬が負けるうえ、2番人気が苦戦し、穴馬の台頭も多い。こうなったら安田記念が荒れるのは当然で、馬券は難しいですよ」(データ班)
今年はアーモンドアイ、グランアレグリアのような大物が不在で、どう見ても混戦模様。難解な安田記念の馬券攻略を導くのは、どの馬なのか。まずは上位人気候補から探っていきたい。
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栗東在住ライター:鷲崎
WASHIZAKI
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