上半期を締めくくる宝塚記念も終わり、今週から小倉開催がスタート。夏競馬も本番を迎えようとしている。
「開幕を飾るのはCBC賞。
夏の中京1200mが定番でしたが、最近は阪神、小倉、そして今年も小倉と競馬場が違うので、データで攻略するのは難しいですね。
ただ、波乱傾向が強いことは、どの競馬場でも同じ。中京時代も3連単10万超が多かったですが、一昨年の阪神は244万、昨年の小倉も9万とコースにかかわらず波乱が目立っています。
過去10年を見ても、7、8番人気の複勝率が30%もあるくらいですからね。ハンデ戦ですし、今年も穴志向で予想を組み立てたほうがいいかもしれません」(データ班)。
データを使いにくいという時点で、波乱の可能性は濃くなっている。ただ小倉開催は昨年も同じなので、前回にヒントはないのだろうか。
「昨年は小倉の開幕週らしく、1.06.0秒のレコード決着。時計を比較しても中京、阪神時代より速く、今年もスピード重視でいいでしょう。
条件クラス(3勝クラス)の身で、52キロの軽ハンデだったファストフォースが先手を取って、そのまま逃げ切り。今年も軽ハンデの先行馬はマークしたいですね」(レース解析班)
軽ハンデの先行馬も気になるが、まずは昨年の勝ち馬ファストフォースから見ていきたい。
≫ 続きはログイン内で




栗東在住ライター:鷲崎
WASHIZAKI
熟練競馬ライター達がとある事情で新聞・テレビなど一般メディアでは取り上げられない業界の「アウトな裏話」を会員様限定でこっそりと公開!