ローカル開催が始まると、ハンデ重賞が多くなるため、穴志向の予想をお薦めするケースが多くなってしまうが、函館記念も例に漏れず波乱傾向の強いレースである。
2年前の300万馬券をはじめ、過去10年で3連単10万円超が8回、一番配当がつかなかった時(3年前)でも5万2140円というから、堅い馬券を買うのがバカバカしくなる。
「過去10年(以降もデータは過去10年を対象)でも1番人気は2勝しかしてませんからね。ただ、2年前の15番人気1着(アドマイヤジャスタ)こそ桁違いですが、他の9回は5番人気以内の馬が勝っていますから、頭(1着)から大穴のイメージはないですね。
それでも複勝率を見ると、1番人気はたったの10%で、2番人気は20%。ここまで1、2番人気が弱い重賞もなかなかありませんね。
逆に、7番人気の複勝率60%は、人気別でトップ。8番人気、そして13番人気でも複勝率が30%と、1、2番人気の上を行っているのですから、波乱になるのは当然です。
2着を見ると、過去10年のうち半分の5回は二桁人気ですから、馬券の相手は手広く広げることが基本です」(データ班)
早くも予想が難しくなってきたが、まずは有力馬をチェックしておきたい。
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栗東在住ライター:鷲崎
WASHIZAKI
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