サマーマイルシリーズ第3弾となる関屋記念。
だが、1週前段階の出走予定メンバーを見ると、現状のサマーマイルシリーズのポイント上位馬の名前が少ない。
そんな中で目立つのは、8ポイントでトップのベレヌス(中京記念勝ちで10ポイント)を追うウインカーネリアンだ。
「皐月賞4着の実績がある馬。条件クラス卒業に時間はかかったものの、オープンに入って2戦目に勝利し、現在リステッドレースを連勝中。米子ステークスを勝ったことで、現在サマーマイルシリーズは2番手につけている。シリーズ優勝を目指すためには、ここは勝負の一戦だろう」(情報担当記者)
データ班は、戦法に期待したいという。
「関屋記念で逃げた馬は、過去10年(以降もデータは、過去10年を対象)で2勝、2着1回、3着1回で、複勝率40%。その中にはマルターズアポジー(8番人気1着)、トロワゼトワル(8番人気2着)のような人気薄の激走もあるほどです。
ウインカーネリアンは2番手に抑えることもできますが、ここは逃げたほうが、チャンスはより広がるかもしれません」
直線の長い新潟では差し馬のほうが有利に思えるが、関屋記念は逃げ馬が健闘。ウインカーネリアンは、脚質的にも有利だ。
ただ、連勝中のリステッドレース2戦に比べ、今回は相手強化。中でも強力な存在が、イルーシヴパンサーだ。
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栗東在住ライター:鷲崎
WASHIZAKI
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