秋競馬のスタートを飾るのは、セントウルステークス。
本来は阪神1200mのレースだが、京都競馬場改装工事による変則開催で、近2年に続き、今年も中京1200mで行われる。
「回り(阪神は右、中京は左)が違うので傾向も異なる部分はあると思いますが、現在1番人気が6連勝と、阪神でも中京でも1番人気が強いことは変わらず。
ちなみに、過去10年で1番人気は6勝、2着4回で、連対率は100%と信頼性は抜群です。なお2番人気も1勝、2着3回、3着2回で連対率40%、複勝率60%と、上位1、2番人気は強いですね。
その煽りを受け、3番人気は連対率ゼロ、複勝率が20%と低調。穴を狙うときは1番人気を中心に、2番人気を抑えつつ、穴馬へという形が良さそうです」(データ班)
1番人気が断然強いとなると、まず探るべきは上位人気候補。前走GⅠ安田記念勝ちのソングラインから見ていこう。
「安田記念は、馬群の一番外を回ってマイルGⅠ勝ち馬のシュネルマイスター、サリオスを差し切る堂々とした勝利。3歳時からGⅠで好勝負していたけど、古馬になっていよいよ本格化した感じ。秋を迎えて、更に伸びる可能性はあります」(レース解析班)
データ班もポジティヴな見方だ。
「ここまで右回りは2戦してともに15着と大敗していますが、左回りは9戦5勝、2着2回、3着1回で、馬券を外したのはヴィクトリアマイルの5着のみ。これも2着とは同タイムですからね。
ローテーションの面でも、前走安田記念からの臨戦は、過去10年(以降もデータは過去10年を対象)で5頭出走し1勝、2着3着ともに1回ずつで、複勝率60%。安田記念を勝っての臨戦はロードカナロアのみですが、その時は2着。ソングラインも連対は確保してくれるのではないでしょうか」
これらの話からソングラインは堅そうだが、こんな意見も。
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栗東在住ライター:鷲崎
WASHIZAKI
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