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競馬コラム

競馬ウィキリークス

2022年09月25日(日)更新

9人気以下にお宝あり!秋GⅠ初戦・スプリンターズS最新情報!



下半期のスピードスター・ナンバー1を決めるスプリンターズS。GⅠ競走は比較的能力通りに決まりやすいイメージもあるのだが、スプリンターズSは過去10年で3連単10万超が4回と波乱傾向が強い。GⅠだからといって格や実績に捉われず、穴馬を中心に軸馬を探したほうがいいのだろうか?


「でも1番人気は過去10年(以降もデータは、主に過去10年を対象)で5勝、2着1回、3着1回、勝率50%、連対率60%、複勝率70%ですから上々。2番人気も2勝、2着4回で連対率60%、3番人気も2勝、2着2回で連対率40%ですから、こちらも悪くありません。全体的に上位人気は好成績ですね」(データ班)


それでは波乱の結果は、どのように生まれているのか。


「4~8番人気がイマイチで、9番人気の複勝率が30%がります。10、11、13番人気もそれぞれ複勝率が20%と、人気を考えれが数字は悪くないですね。スプリンターズSは上位人気を中心に、9番人気以降の穴馬を絡めると、美味しい馬券に繋がるかもしれませんね」(データ班)


このあたりを考慮に入れて、上位人気馬、お薦めの馬を聞いていこう。まずは人気候補から。


「GⅠ勝ちこそないもののメイケイエールが人気だろうな。ここまで重賞6勝、特に今年は4走して重賞3勝の快進撃。唯一負けた高松宮記念も勝ち馬ナランフレグから0.1秒差(5着)の接戦だからね。前哨戦のキーンランドCを難無く勝利し、この秋も好調。前哨戦が強すぎたおかげで反動も気になったが、24日土曜日の坂路では49.4秒と、セントウルSから13日後とは思えぬほどの凄い時計を出してきた。ちょっと出し過ぎのような気もするけど、それだけ元気なんだろうな」(情報担当記者)


データ班、レース解析班もメイケイエール推しだ。


「4歳牝馬は、ここ10年で12頭出走し1勝、2着2回、3着3回で複勝率50%。特に最近は3年連続で連対しています」(データ班)


「今年のメンバーで、昨年のスプリンターズS上位入線の馬はメイケイエール(4着)のみ。上位3頭のピクシーナイト、レシステンシア、シヴァージは戦線離脱中ですから、単純に順番がまわってきそう」(レース解析班)


メイケイエール票が集中しているが、ここまでGⅠ勝ちはなし。GⅠ勝ちの実績で上を行くシュネルマイスター、ナランフレグの2頭のほうが、大レースで有力ではないのか。


「どちらも前走は安田記念。安田記念からブッツケでスプリンターズSに臨んだ馬は過去10年で9頭いて、2勝、2着1回で連対率は悪くないですね。このうち安田記念で3着以内だった馬は3頭いて、結果は2勝、着外1頭で勝率66.7%。4着以下だった馬は6頭いて、スプリンターズSは2着が1回あるのみ。こうなってくると安田記念2着のシュネルマイスターは有力で、着外のナランフレグは厳しくなります」(データ班)


レース解析班も、ナランフレグは厳しいと見る。


「高松宮記念は人気薄で、イチかバチか馬群に突っ込んでの勝利。あの戦法以外では勝てなかったと思います。今回はディフェンディングチャンピオンで、人気も上がりますから、無理な競馬はやりにくいでしょう」


ならばシュネルマイスターでいいように思うが、こちらも不安はある。


「ここまでマイルが中心で、短距離は1400mすら経験がない。そんな馬が初めての1200mをGⅠというのはどうかな? セントウルSが初の1200mだったGⅠ馬ソングラインも馬券に絡めなかったからね。


そもそも目標はマイルCSだし、昨年のように毎日王冠から始動だと距離も少々長く、反動も気になる。そこで1週でも多く間隔が開くスプリンターズSを選択したようだから、ここは勝負っ気もそれほど高くないのでは。それに1週前の追い切りをつけた横山武史騎手のコメントもネガティヴなもので、仕上がりに疑問がある」


どうやら上位人気勢は、メイケイエールを軸にするのが妥当のようだ。


さて問題は穴馬候補。こちらでお薦めを挙げていただきたい。


「本来ならヴェントヴォーチェやタイセイビジョンを挙げたいけど、このあたりは穴馬とは言えないからな。ならばジャンダルム。昨年のスプリンターズSは11着大敗だけど、4番人気に推されたように力は買われていた馬。3走前にスプリンターズSと同じコースのオーシャンSを勝っているのは強味だ。ここ2戦は着順が悪いけど、高松宮記念は11着と言っても勝ち馬から0.4秒差、前走の北九州記念は位置が悪くなって能力を出し切っていない。二桁着順続きで人気が落ちるのは美味しいね」(情報班)


解析班は展開からファストフォースの一発にかける。


「1200m戦だけど、飛ばすのはテイエムスパーダとファストフォースくらいしかいないですよね。特にファストフォースの前走は、2F目から10秒台が3F続く厳しいハイペースを2番手で追走し、2着に粘り切ったレースは高く評価できます。今度もテイエムスパーダをと競り合わず、2番手追走なら残る可能性はあります」


データ班は厩舎と鞍上からダイアトニック。 


「短距離ナンバー1の厩舎と言えば、間違いなく安田隆厩舎でしょう。スプリンターズSはここ10年で12戦2勝、2着2回、3着2回で、連対率33.3%、複勝率50%。こうした結果は1、2頭の実力馬が好成績を重ねて高率になるケースが多いのですが、安田隆厩舎はロードカナロア、ダノンスマッシュ、カレンチャン、レッドオーヴァルと4頭の馬で挙げているのが凄い。更に前まで遡れば、カレンチャンで優勝、ダッシャーゴーゴーで2着の実績もありますからね。


今年出走予定はダイアトニック。2020年の高松宮記念は、不利が無ければGⅠ馬になっていた可能性もある実力馬。今年も阪急杯を勝って好調ですし、二桁着順はともにGⅠで勝ち馬から0・7秒差なら悪くない。鞍上予定の岩田康騎手も、スプリンターズSは複勝率44.4%と得意にしています」


それぞれ情報が出揃ったので、まとめたい。軸候補はメイケイエール。好成績を残している1番人気にも該当しそうなので、ここは信頼して良さそうだ。そしてスプリンターズSに波乱を呼び込む9番人気以下の馬。その候補にはジャンダルム、ファストフォース、ダイアトニックを挙げておく。


凱旋門賞に話題を持っていかれそうな週末だが、スプリンターズSもお忘れなく!

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栗東在住ライター:鷲崎

WASHIZAKI

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