今年のホープフルステークスは、例年以上の好メンバーが揃っている。
「ホープフルステークスはGⅠなので、その前に前哨戦的な意味合いも含め、東京スポーツ杯2歳ステークス、京都2歳ステークスがある。ただ、近年はクラシックまでに馬を消耗しないよう、2歳戦で賞金を加算すると年末のGⅠをスルーし、来年へ向け休養に入ってしまうケースも多い。
しかし、今年は東スポ杯、京都2歳ステークス両勝ち馬が揃う。これは初めてのことで、ようやくGⅠらしいレースになった。これまでは東スポ杯がクラシックの登竜門と見られてきたけど、今年はホープフルステークス勝ち馬を、堂々とクラシック候補の筆頭に置いていいんじゃないかな」(情報担当記者)
話にもあったように、例年なら東スポ杯がクラシックの登竜門。ならば勝ち馬のガストリックが現状のクラシック候補の筆頭であり、ホープフルステークスでも最有力と見ていいのだろうか。
「新馬戦は大外強襲の形で勝ったけど、東スポ杯は内を通り、馬の間から抜け出しての勝利。このレースができるなら、初めての中山も大丈夫かな。
負けたとはいえ、3着のハーツコンチェルトも、ガストリックと同程度の評価は必要。東スポ杯は出遅れたうえ、直線は大外からの競馬。通った位置を考慮すると、ガストリックとの0.2秒の差はほとんど考えなくていいと思う」(情報班)
ただ、東スポ杯組は着順がホープフルステークスに大きく影響するようだ。
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栗東在住ライター:鷲崎
WASHIZAKI
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