新年恒例の中山金杯。
正月を挟んだ変則開催で、仕上げの難しい時期。しかもハンデ重賞ということで、高額のお年玉を狙うには最高の舞台だ。
「最近4年の3連単は7万、6万、10万、21万と荒れ気味。確かに好配当を狙いたいところですね。
ただ、過去10年(以降もデータは、主に過去10年を対象)で、1番人気は3勝、2着1頭、3着4頭で、複勝率は80%もありますから、穴のパターンは1番人気+人気薄の組み合わせがいいですね」(データ班)
まずは1番人気から入りたいのだが、メンバーを見ると、どの馬が人気になるのか判断できないほど難解だ。一応、上位人気候補の中で有力馬を挙げてもらおう。
「やっぱり伸びしろの大きい明け4歳馬を狙いたいね。となるとラーグルフ、フェーングロッテンの2頭だな。
ラーグルフは3勝クラスを勝ったばかりだけど、オープンの芙蓉ステークスを勝ち、GⅠのホープフルステークス3着の実績があるから、格上げ初戦でもクラスの壁はないだろう。
先に挙げた2レースは、中山金杯と同じコースだから、適性も合っている。皐月賞では後のGⅠ馬イクイノックス、ドウデュース、アスクビクターモアから大きな差はないし、GⅢなら勝ち負けできるはずだよ。
フェーングロッテンは新潟記念で3着と、既に古馬相手にGⅢで好走できることを証明済み。菊花賞は大敗したけど、3000mが長かったかな。
ラジオNIKKEI賞を勝利するなど、中距離なら重賞でも上位の存在だよ。12月22日の追い切りで好時計が出し、陣営も好評価。仕上げは申し分ない」(情報担当記者)
有力4歳馬2頭の比較では、データ班がラーグルフを上にとっている。
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栗東在住ライター:鷲崎
WASHIZAKI
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