今年で116回を数える伝統の京都記念も、京都競馬場の改装工事で近2年は阪神開催。そして今年も阪神で行われる。
「阪神開催となった一昨年は3連単5190円と堅かったのですが、昨年は67万9100円の大波乱。過去10年を見ても6番人気が4勝、3着が2回で、複勝率60%もあるくらいですから、波乱傾向も分かります。今年も、しっかり穴馬探しは必要です」(データ班)
しかし今年は、GⅠ3勝のエフフォーリア、昨年のダービー馬ドウデュースの2強対決で、堅い雰囲気もある。果たして穴馬台頭の余地なんてあるのか?そのあたりも念頭に入れ、推奨馬を挙げていただきたい。
「やはり気になるのはエフフォーリアとドウデュースだよね。
エフフォーリアは、一昨年こそGⅠを3勝したけど、昨年は3戦して9、6、5着と散々。でも見せ場も無かった昨年上半期の2戦に比べ、有馬記念は一瞬上位も、と思わせる瞬間があったように復活の気配は感じられた。実際、馬体こそ太目だったが、直前の追い切りでは良化が見えていたからね。
有馬記念時は陣営も、『もう少し時間があれば』といった話をしてから、一叩きしての京都記念は、有馬記念以上に走れると思う。当然だけど、有馬記念よりメンバーも落ちるわけだから、今度は馬券圏内に入ってくる可能性は高い」(情報担当記者)
データ班もエフフォーリアは推しの一頭という。
「前走有馬記念からのローテーションは、過去10年で8頭いて、2勝、3着2頭で複勝率50%。これらの馬は全て有馬記念6着以下でしたから、5着のエフフォーリアは期待が高まります」
データ面もエフフォーリアはクリア。ではドウデュースはどうか。
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栗東在住ライター:鷲崎
WASHIZAKI
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