ミスターシービー、シンボリルドルフ、ディープインパクトの3冠馬をはじめ、多くの名馬が勝ち馬に並ぶ弥生賞。しかし過去10年の勝ち馬で、春のクラシックを制した馬は、2016年のダービー馬マカヒキのみ。
最近2年の勝ち馬アスクビクターモア、タイトルホルダーは秋の菊花賞を制しており、皐月賞トライアル、そして春のGⅠレースの前哨戦としての重要性が薄れている気もするのだが。
「確かに勝ち馬の名を見ると、春のクラシックとの関連が薄く見えます。最近はクラシックのステップレースとして、共同通信杯を重要視する傾向が強くなっていますし、2歳戦から皐月賞へ直行の馬も増えていますから、弥生賞もそれらの影響を受けているのでしょう。
ただ2着馬を見ると、ドウデュース、ワグネリアン、ワンアンドオンリーと後のダービー馬が3頭いますから、まだまだレースの価値はあります。今年も、春のGⅠで楽しみな馬が出走してきましたからね」(データ班)
楽しみな馬とは、どの馬なのか。まずはGⅠのホープフルS2着トップナイフから探っていきたい。
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栗東在住ライター:鷲崎
WASHIZAKI
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