今年の3歳牝馬戦線は、リバティアイランド1強の見方が強い。
成績は3戦2勝。負けたアルテミスステークスも不利かなければ勝っていたレースで、実質無敗と見てもいい馬。独壇場だった阪神ジュベナイルフィリーズの勝ちっぷりを見れば、この馬がずば抜けていることは誰にも分かる。
ただ嫌なデータもあるようだ。
「桜花賞は、1番人気が8連敗中。全体成績は過去10年(以降もデータは過去10年を対象)で1勝、2着3回、3着1回と複勝率は50%ありますから馬券は買えますが、頭は微妙といったところ。
1番人気が予想されるリバティアイランドですが、アルテミスステークスのような結果になる可能性もあります」(データ班)
1強と言われているが、今年に入ってライトクオンタムがシンザン記念を制し2戦2勝、クイーンカップは好タイムでハーパーが勝利と、新戦力も出てきている。本当にリバティアイランド1強なのか?
リバティアイランドを探る前に、まずは新戦力を中心にライバル候補を挙げてもらおう。
「楽しみなのはライトクオンタムだよね。
ディープインパクト産駒の最終世代というのがこの馬の魅力。ディープインパクト産駒が桜花賞に強い(桜花賞5勝)ことは、データ担当に聞かなくても分かることだからね。
シンザン記念を見る限りは、まだまだ粗削りなイメージだし、陣営も不安点を挙げていたけど、それだけ馬に伸びしろがあるってこと。もしリバティアイランドを倒せる可能性を探すなら、この馬しかいないだろう」(情報担当記者)
レース解析班は、クイーンカップ組を挙げる。
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栗東在住ライター:鷲崎
WASHIZAKI
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