3連単の配当を見ると、2016年は1560円のガチガチ、2017~2020年は2、3万円台と比較的落ち着いた配当が目立ったユニコーンステークスだが、近2年は62万、79万の大波乱。果たして今年は?
「過去10年(以降もデータは、過去10年を対象)、1、2番人気は連対率、複勝率ともに40%だから悪くはないですが、3番人気の複勝率が90%あるので、狙うならこちらでしょう。
ただ、最近の波乱は、2連勝している7番人気が要因。複勝率も40%と、1,2番人気と同じ数字なので、穴党の人は覚えておいたほうがいいでしょう」(データ班)
今の話を念頭に入れ、推奨馬を聞いていきたい。
「オマツリオトコだね。
現在の3歳世代ダート戦線のトップは、全日本2歳優駿、UAEダービーを勝ったデルマソトカゲだろう。そのデルマソトカゲとは、全日本1歳優駿でクビ差の接戦で、今回有力のペリエールに先着。GⅠでの結果だけに、これは参考になるよ。
その後2戦は大敗だけど、ヒヤシンスステークスは58キロを背負って不利もあり、前走のニュージーランドトロフィーは芝と、ともに敗因ははっきりしている。この大敗2戦で人気が落ちるなら、美味しいね」(情報担当記者)
レース解析班は、ペリエールを推す。
「交流や海外では負けていますが、JRAのレースは3戦3勝。現在3連勝中のユティタムを唯一負かしてる馬でもあります。そのユティタムはここへ出てきたら本命級ですから、ペリエールの力が分かるでしょう。東京コースも2戦2勝で適性も高いです」
前走がUAEダービー4着。海外帰りの一戦で、大丈夫だろうか。
「過去10年で、前走UAEダービーから臨戦の馬は6頭いて、2着3着が一頭ずつ。複勝率は33.3%ですから、悪くはないです」(データ班)
これならペリエールも心配なさそうだ。
そのデータ班は、どの馬を推すのか。
「ローテションで探すと、ネガティヴな馬ばかりなんですよね。そこで今回は、厩舎に頼ってみました。
まず過去10年、4頭出走して3頭が馬券圏内(複勝率75%)の加藤征厩舎所属ハードワイヤード、3頭出走して2頭が連対(連対率66.7%)の堀厩舎所属ワールズコライド。この2頭ですね」
ただ、推しておきながら、マイナス材料もあるという。
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栗東在住ライター:鷲崎
WASHIZAKI
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