最近3年は、京都競馬場改築工事による変則開催のため阪神、小倉で行われていたCBC賞が、4年ぶりに中京競馬場に戻ってくる。レースの性格も大きく変わるのだろうか?
「3連単の配当を見ると、3年前の阪神開催では244万馬券の大波乱となりましたが、ハンデ戦らしく中京開催時でも10万超の配当が何度も出ているので、波乱傾向が強いことは競馬場が変わっても同じだと思います。
ただ、阪神、小倉開催だった近3年は52キロ以下の軽ハンデの馬が勝っていますが、その前の中京開催(2013~2019年の7年間)の勝ち馬のハンデは、一番軽くても53キロで、56キロ以上の牡馬が4頭、55.5キロの牝馬1頭が勝利。一番重くて58キロで勝った馬もいます。
実際、中京開催の7年間では、57.5~59キロの馬が連対率42.9%、複勝率57.1%の高率。55.5~57キロも複勝率は34.5%あります。逆に55キロ以下の複勝率は10%以下です」(データ班)
このあたりを念頭に入れて、推奨馬を聞いていく。なおデータは、2013年~2019年(7年間)の中京開催を対象とする。
「本命候補はマッドクールだね。
予定していたオーシャンステークスを裂蹄で回避し、前走の春雷ステークスは必ずしも100%のデキとは言えない状態だったが、それでもトップハンデでキミワクイーン(次走函館スプリントステークス勝ち)を捻じ伏せたように能力は高い。デキも前走よりいいし、秋のスプリンターズステークスへ向け賞金が微妙だから、ここは勝負の一戦だよ」(情報担当記者)
レース解析班もマッドクール推しだ。
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栗東在住ライター:鷲崎
WASHIZAKI
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