例年GⅠ級が集まる札幌記念。最近の勝ち馬を振り返ると、2019~2021年はブラストワンピース、ノームコア、ソダシとGⅠホースが3連勝。昨年の勝ち馬ジャックドールも当時はGⅠウイナーではないが、今年の大阪杯を制し、GⅠ級の能力があったことを証明している。
今年も、ダービー馬シャフリヤール、大阪杯の勝ち馬ジャックドール、香港ヴァーズ勝ち馬ウインマリリンと3頭のGⅠ馬が出走予定。GⅠ連対馬では、ダノンベルーガ、プログノーシス、ヒシイグアス、ユニコーンライオン、トップナイフと5頭おり、夏のグランプリと言いたいほどの豪華メンバーである。
これだけ実力馬が集まるのだから、穴馬の台頭は難しいはず。
実際に3連単の配当を見ると、6、8年前に20万超の配当も出ているが、最近は5年連続で3連単1万円台が続いているように波乱度は低い。実績通りに馬券を買えばいいのだろうか。
「ただ、1番人気は11連敗中なんですよね。
それでも1番人気は過去10年(以降もデータは、過去10年を対象)で2着4回、3着3回。複勝率は70%だから、消すわけにはいきません。
頭(1着)で狙うなら2番人気です。5勝、2着1回で、勝率は50%あります(連対率は60%)。
続けて見ていくと、3番人気は2勝、ただ2、3着が無く、複勝率は20%。4番人気は勝ち馬こそいませんが、複勝率は40%。更に下では、5、8番人気が複勝率30%。穴なら8番人気ですね」(データ班)
1番人気は11連敗中でも複勝率は高く、2番人気は勝率50%なら、やはり軸は上位人気馬か。それでは有力馬を挙げていただこう。
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栗東在住ライター:鷲崎
WASHIZAKI
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