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競馬コラム

競馬ウィキリークス

2023年09月03日(日)更新

GⅠに直結!セントウルS事前情報公開!



最近3年は中京開催で、今年は4年ぶりの阪神で行われるセントウルステークス。開催が変わることで、大きな変化はあるのだろうか。

「とりあえず人気に関しては変わりませんね。
中京を含む過去10年のセントウルステークスを振り返ると、目立つのは1番人気の強さ。10戦7勝で、2着3頭と連対率100%、最近は7年連続で勝利しています。2番人気は、勝ち数こそ1勝ですが、複勝率は60%と高率。3番人気は複勝率20%と低めですが、4番人気は複勝率40%ですから、上位人気の強いレースですね。逆に二桁人気は、56頭で連対は2頭のみ。
このような結果ですから3連単の配当もおとなしく、過去10年で3連単が10万円を超えたのは一度だけ。逆に万券に届かない4桁配当が2回、1万円台が5回と堅めの配当が目立ちます。一攫千金の夢を見るのは危ないですね」

ここは無理せず、実績重視の馬選びをしたほうがいいのかもしれない。それぞれのお薦めも、人気上位馬が多いのだろうか。

「最近の短距離GⅠの結果を見ても分かる通り、短距離戦線に抜けた馬は存在しないから、そこまで堅い決着になるのかな?と言っても、こちらが推すジャングロも上位人気候補だけどね。
前走のアイビスサマーダッシュは1年以上の長期休養明けとはいえ、もう少しやれると思ったんだけどね(結果は6着)。でも、叩いた後は、坂路で49.6秒の自己ベストを出し、確実に良化している。
マイルの重賞を勝っているけど、本来はスピードを生かせる短距離が一番向いている馬。前走は先手を取れなかったが、1000mを使ったことで行き脚もつき、今度は先行策を取れるんじゃないか。開幕週の馬場も有利だよ」(情報担当記者)

データ班は、アグリを推す。

「短距離といえば安田隆厩舎ですよ。セントウルステークスは過去10年でも連対率40%ですが、2005年以降までデータの範囲を伸ばすと出走12頭で、6頭が連対(連対率50%)と、このレースも強いですね。
今年送り込んできたのはアグリ。
5勝は全て1400m以上で、1200mは3戦未勝利で一見距離が短すぎるように思えますが、負けた最近2回はともにGⅠ。特に前走は、レベルの高い香港短距離GⅠのチェマンズスプリントプライズで5着なら悪くありません。そのチェマンズスプリントプライズを使ってセントウルステークス臨戦の馬は一頭だけですが、4着だったファインニードルが、続くセントウルステークスを勝っています。これならアグリも行けると思います」

レース解析班は、スマートクラージュを推奨する。

「前走のCBC賞は、前へ行った2頭(ジャスパークローネ、サンキューユウガ)に有利な展開で、これを捉えきれずに3着。しかも2頭のハンデは55、54キロ、こちらは57.5キロと斤量差もあった。前進気勢が強く、本来はもう少し前で競馬ができる馬なので、積極的に進めれば開幕週の馬場を味方に勝ち負けできると思います」

以上3頭の名が挙がったが、GⅠ馬のピクシーナイトの、ドルチェモア、3歳馬のビッグシーザーも気になるのだが。


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栗東在住ライター:鷲崎

WASHIZAKI

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