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競馬コラム

競馬ウィキリークス

2014年07月19日(土)更新

57.5キロ以上のハンデは苦戦の函館記念。GⅠ級グランデッツァが難関に挑む

 今年の函館記念は58キロのダークシャドウを筆頭に、57.5キロのナカヤマナイト、アスカクリチャン、グランデッツァと、ハンデの重い馬が多い。それだけ実績馬が多く出てきたということだ。ただ過去10年を見ると、昨年こそ57.5キロでトップハンデだったトウケイヘイローが勝っているものの、他の57.5キロ以上のハンデ馬は馬券圏内にも入っていない。果たして、実績馬の4頭は大丈夫なのか。

「ダークシャドウは前走3着だけで復活と見ていいのか。最近は内回りでも実績も少ないし。アスカクリチャンは洋芝が合うけど、近走が悪すぎる。ナカヤマナイトも復活の兆しが見られない」(専門紙記者)

 と、この3頭は他で聞いても、あまり明るい話は無い。しかしグランデッツァだけは別だ。

「前走は枠なり(1番枠)に悪いところを走らされ競馬にならかった。都大路Sは時計、勝ち方ともにGⅠクラスと言ってもいい内容で、無事ならばこの馬が抜けている。洋芝も札幌で結果を出しているし心配ない」(前出記者)

 と57.5キロ以上の馬では、グランデッツァを高く評価する関係者が多いようだ。秋にはGⅠで勝ち負けを期待されている馬。重ハンデ馬苦戦の難関をあっさり通過してほしいものだ。

 ただ、このレースの傾向を考えると、人気薄でハンデもあまり重くない(56キロ以下)馬を探すのが馬券的には面白い。

「有馬記念4着という実績があるのに、なかなか人気にならないラブイズブーシェは旨味の多い馬だよね。昨年は函館で2連勝したように適性はばっちり。先行、差し両方できるから、レースの流れに合わせて競馬ができるのも有利」(函館在住記者)

 別の記者はトウカイパラダイスを挙げる。

「これで3年連続で函館記念に出走。ここ2年は4、5着だが内容は悪くない。特に昨年は逃げたトウケイヘイローをめがけて後続も速めに動いたから、好位にいたこの馬は厳しくなった。今年は恐らくゼロスの逃げて、差し馬勢が早く動くこともあるまい。2戦前の大阪杯はキズナの2着で、エピファネイアに先着したことを忘れてはならない」

 人気のグランデッツァから入るなら、相手は穴目を狙いたいところ。ラブイズブーシェ、トウカイパラダイスは絶好の狙い目だ。

(美浦ライター:高木)


栗東在住ライター:鷲崎

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