過去10年で3連単10万超が4回出現と荒れるイメージの強い東京新聞杯。今年も一攫千金をねらっていいのだろうか?
「過去10年(以降もデータは、主に過去10年が対象)で、1番人気は1勝、2番人気は0勝ですから、波乱傾向も当然です。ちなみに、勝ち数が一番多いのは3、4番人気の3勝です。
複勝率で比べると、1番人気の40%は他のレースに比べると低いですね。一番高いのは5番人気の60%で、続くのが3番人気の50%。最近4年で4、5番人気が計4勝している事も含め、ねらいどころは3~5番人気ですね」
1、2番人気がイマイチも、3~5番人気が好成績なら、ある程度上位人気になりそうな馬を探ったほうが良さそうだ。そのあたりも念頭に置いて推奨馬を見ていこう。
「1、2番人気合わせて過去10年1勝だけでも、この馬が出てきたらデータなんて関係なし。それがマスクトディーヴァです。
日本レコードのローズステークスも強かったけど、強調したいのは前走の秋華賞。他馬が霞むほどの末脚で追い上げ、リバティアイランドに急接近。結果届かなかったけど、完全に脚を余しており、もう少しスムーズに追い上げを開始できたら、際どい勝負に持ち込めたと思います。
イクイノックスがターフを去り、今年の競馬を引っ張るのはリバティアイランド。だとすれば、末脚で勝っていたマスクトディーヴァも、今年はGⅠに手が届くポジション。GⅢで負けるわけにはいきません」(レース解析班)
秋華賞以来だが、仕上がりはどうなのか?
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栗東在住ライター:鷲崎
WASHIZAKI
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