皐月賞へ向け、秋以降の8つの主要中距離重賞(東京スポーツ杯2歳S~スプリングS)を振り返ると、堅い配当は一つもなし。その間に3連単30万、11万のほか8万台が2度あり、一番低い配当でもきさらぎ賞の4万9730円だから、どれだけ荒れているかが分かるだろう。この流れを考えると、皐月賞も波乱の可能性は極めて高いと思えるのだが。
「勝っても不思議ない馬が10頭以上いるからね。こんなことを言って申し訳ないけど、全体的に牡馬のレベルが低いんだろうな。じゃなければ牝馬のレガレイラがホープフルSを勝ち、皐月賞に出てくるなんてないはず。そのレガレイラも、主戦を務めるルメール騎手がドバイでの落馬による負傷で騎乗できない。こうした流れを見ても荒れそうな雰囲気だよ」(情報班)
ただ、こんな見方もある。
「荒れたレースは、人気薄の逃げ・先行馬が波乱の要因となったケースが多かった。でも波乱を生み出したアレグロブリランテ、シリウスコルトをはじめ、メイショウタバル、ホウオウプロサンゲなど今回は逃げ・先行馬の数が多いので、これまでとは違い差し馬に有利になる気がします。有力どころは差し馬が多いので、思ったほどの波乱は起きないかもしれませんよ」(レース解析班)
再度人気薄の先行馬をねらえば美味しい思いができるのかと考えたが、そう簡単ではないようだ。ここは人気に縛りをかけず、まずはそれぞれの推奨馬を挙げてもらおう。
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栗東在住ライター:鷲崎
WASHIZAKI
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