名手が絶対に手放したくなかった一頭から、棚ぼた鞍上強化まで裏ネタすっぱ抜き！
重賞トレンドジャッジ ５月１１日（日）更新

例年なら８月後半に行われる北九州記念だが、今年の夏は開催順が小倉→中京となっており、これに合わせＣＢＣ賞と時期が入れ替わる形で６月末に行われる。こうなるとデータの取り扱いが難しい。

「北九州記念もＣＢＣ賞も、芝1200ｍのハンデ戦でＧⅢと、コース以外は似ているレース。北九州記念は１番人気が15連敗中で、ＣＢＣ賞も過去10年で１番人気が１勝のみと人気馬が苦戦しており、ともに波乱傾向が強いですね。だから時期が変わっても、荒れる可能性は十分にあります。
それから2021、2022年のＣＢＣ賞が、今回と同時期の小倉芝1200ｍ戦で行われています。サンプルは２年と少ないですが、ヒントにはなりそうです」

ただでさえハンデ重賞は難解なのに、データも少ないとなると北九州記念の攻略はかなり難しそうだが、何とかこの状況を打破する推奨馬をいただきたいものである。

「ヨシノイースターに期待したい。
３走前の北九州短距離ステークスを勝ったように、小倉芝1200ｍは合っている。続くオーシャンステークスで４着に入り、重賞でも好戦できることを証明し、前走の春雷ステークスはサトノレーヴから少差の３着。その勝ち馬は後に重賞を勝っているからね。１週前の坂路で51.1秒－11.7秒の好タイムを出し、デキも上向いている」（情報担当）

レース解析班は、その春雷ステークスで２着だったサーマルウインドを挙げる。

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