過去5年で3連単10万円超の配当が3度出現。エルムステークスは波乱度が高いレースと考えていいのだろうか。
「10万超だった2021年の函館開催時を除いても、全体的に波乱の結果が多いですね。1番人気も、過去10年の札幌開催時の9年(以降、データは2021年の函館を除く2014年以降の9年が対象)で1勝のみ。ただ、複勝率は44.4%あるので、完全無視は危険です。2番人気は3勝、複勝率も55.6%あるので、最も信頼できます。4番人気も複勝率44.4%、人気薄では10番人気が33.3%で、このあたりが波乱の要因となっています」(データ班)
こうした傾向を念頭に入れて、推奨馬を聞いていきたい。
「実績で上を行くプロミストウォリアは長期休養明け、ドゥラエレーデ、ミトノオーも1週前の段階では、そこまでいい感じには見えない。それなら格よりも勢いを買ってドゥラレジリエントをねらいたい。
前走は抜け出すときの脚が早く、最後は抑える余裕と着差以上の強さ。重賞は初めてだが、前走の勝ちっぷりなら即通用するんじゃないか。前走後は早くにエルムステークスを目標にしており、1週前の追い切りも札幌のダートで5F63秒台の速い時計。仕上がりは他馬以上と言える」(情報担当)
データ班は、前走マリーンステークス組に注目している。
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栗東在住ライター:鷲崎
WASHIZAKI
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