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競馬コラム

競馬ウィキリークス

2014年12月24日(水)更新

困ったらディープインパクト産駒

下半期のGⅠを見ると、ディープインパクト産駒の活躍が目立つ。上半期も、ハープスター、ミッキーアイル、ヴィルシーナでGⅠを勝ったが、むしろドバイで圧勝したジャスタウェイ、ダービー馬ワンアンドオンリー、オーク ス馬ヌーヴォレコルトの父ハーツクライや、天皇賞・春を勝ったフェノーメノ、宝塚記念を勝ったゴールドシップの父ステイゴールドのほうが目立っていた。しかし秋になってディープインパクトが逆襲。天皇賞・秋はスピルバ ーグ、秋華賞はショウナンパンドラ、エリザベス女王杯はラキシス、マイルCSはダノンシャークとディープ産駒が戴冠。そして極め付けが阪神JFと朝日杯FSだ。

「阪神JF、朝日杯FSはともにディープインパクト産駒は一頭だけ。今の2歳世代は、アヴニールマルシェ、ポルトドートウィユ、ティルナノーグらクラシック候補がいるが、どれも朝日杯は回避。牝馬に至ってはディープ産 駒の期待馬が少なく、2歳両GⅠはディープ産駒は苦戦と思われたのだが」(雑誌記者)

しかし結果はご存知の通り阪神JFはショウナンアデラ、朝日杯FSはダノンプラチナと、メンバー唯一のディープ産駒が勝利した。

「POGでは、『困ったらディープ産駒を取れ』みたいなことを言う人がいるけど、これは正解。俺も、下のほうにディープ産駒を適当に並べたらダノンプラチナが入った」

とは、ディープ固めによりダノンプラチナをPOGで指名した競馬雑誌のライター。

この勢いはGⅠや2歳戦だけではない。現在阪神のメインは、タンザナイトSのサトノルパン、チャレンジCのトーセンスターダム、阪神JFのショウナンアデラ、リゲルSのアーデント、そして朝日杯FSのダノンプラチナと、 5日連続でディープ産駒がメインレースを勝っている。

そして極めつけは中山大障害。レッドキングダムが勝ち、「障害もディープ」の結果となった。

ちなみに阪神メイン6日連続勝利がかかる阪神Cにはミッキーアイル、ウリウリ、リアルインパクトらがディープ産駒の有力馬。2歳GⅠを連勝したことでGⅡのホープフルSも期待されるが、ここにはシャイニングレイ、ティ ルナノーグ、レトロロックらが有力。有馬記念は7頭もいるので選択が難しいが、他の重賞2戦は予想に悩んだら、ディープ産駒に絞って軸を選ぶのも良いだろう。

(栗東在住ライター:鷲崎)

栗東在住ライター:鷲崎

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