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競馬コラム

競馬ウィキリークス

2013年08月12日(月)更新

落ちることってあるのかね……

来年度の調教師及び騎手免許試験要領が発表された。これにより、外国人騎手の受験規定が明文化され、短期免許だけでなく通年免許が交付される可能性が出て来た。



中でも注目されるのはMデムーロ騎手。数々のGⅠを勝利し、競馬ファンでもお馴染みの存在である。試験概要そのものは、非常にハードルの高いものとなっているのだが……。



「そもそもMデムーロ騎手のような世界的にも実績のある騎手に、日本語の試験を課す必要があるのは別にしても、試験に落ちるってことはあるのかね」



という声が多数聞こえた。JRAへの貢献度、競馬ファンへの浸透度を考えると、受け入れられて当然という見方が支配する。



「1次試験は英語で受けられるので問題ないだろう。問題は日本語のテストになる2次試験。その対策をしようと、早々に来日して勉強するっていう意欲は素直に認めたらいいと思うよ」



ただでさえ、騎手不足がささやかれている状況で、引退した騎手への再免許交付条件が緩和されることも発表されている。



「引退した騎手は乗り馬がいなくて引退したんだから、そちらよりも外国人騎手の受け入れの方が現実的だ。ただ、それだったら地方競馬の騎手の受け入れをもっと増やしてくれてもいいよねってという声はあると思うよ」



Mデムーロ騎手は、今シーズンの海外での騎乗を早くも打ち切り、8月20日に来日して勉強する予定だとか。訝しく思う声は上がりそうだが、真摯な姿勢には素直に経緯を表したい。また、晴れてJRAの騎手となり通年での活躍を期待しよう。



(栗東在住ライター:鷲崎)



栗東在住ライター:鷲崎

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